日本国民が「もっとも嫌いな月」を調査 1位はやっぱり…
8月の訪れを前に「もっとも嫌いな月」を調査。結果は予想通り?
7月も下旬に入り、厳しい暑さが続いている。気温が30度を超える真夏日はほぼ「当たり前」で、35度以上の猛暑日となることも多い。そんな日が続くとバテてしまうだけに「7月、8月は最低の季節」と考える人も。
一方で、「いや、俺は寒いから冬が嫌い」「花粉症シーズンの3月は消えて欲しい」「12月になると鬱になる」など、さまざまな「月についての感じ方」が存在。
一体、どの月を「嫌っている」人が多いのだろうか?
■もっとも嫌われている「月」は?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,357名を対象に「嫌いな月」について調査を実施。
結果、もっとも「嫌い」と答えた人が多かったのは、厳しい暑さが続く「8月」で23.6%。やはり、年々異常化しているように思える夏の暑さを嫌悪している人は、予想以上に多い。
2位にランクインしたのは、厳しい寒さが訪れる2月。豪雪地域では雪によって通勤・通学の足に影響が出る。気温が氷点下になることもあり、真夏同様生命の危険も発生するため、嫌う人が多いのだろう。
やはり「寒すぎる」「暑すぎる」など、気温が極端な月は、敬遠されるようだ。
また、3位には梅雨でジメジメとした暑さになる6月。以下、寒さが厳しい12月、1月と続く。ちなみに、暑さが厳しくなり始める7月は4.6%で割合が若干低め。
調査結果を見るかぎり、暑い月よりも寒さが厳しい月を嫌う人のほうが多い傾向がある。
ちなみに、もっとも嫌っている人が少なかったのは、程よく暖かく、花粉も消え去る5月だった。
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■地域別に見ると意識の差が顕著
「8月がもっとも嫌い」と答えた人を地域別に見ると、意識の差が顕著に出た。
関東以西の割合が軒並み3割程度なのに対し、北海道・東北は1割程度。ちなみに、この両地域の住民は、「2月が嫌い」と回答した人が多く、北海道民はじつに4割が2月を嫌悪している。
東北の夏はかなり気温が高くなるのだが、それでも厳しい冬のほうを嫌っている人が多いのだ。
逆に、8月をもっとも嫌っているのは四国の人たち。高知県四万十市など、猛烈な暑さとなる地域が多いだけに、「勘弁して欲しい」と考えているのかも。
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■もっとも嫌われる8月は目前
多くの人が嫌っている8月は、目前に迫っている。学生や社会人にとっては「夏休み」のある月であり、全員が嫌っているわけではないが、暑さが続くだけに今からゲンナリしている人も多いかも。
とくに最近は常軌を逸した暑さになることも多く、熱中症で生命の危険にさらされることもある。こまめな水分補給と適切な冷房使用で、厳しい夏を乗り切りたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1.357名(有効回答数)