小池栄子は気にしないタイプ? 「子供はまだなの?」にムっとした女性たち
「子供はまだなの?」という言葉を投げかけられた既婚女性が怒りの告白
元グラビアアイドルで、現在は女優として活躍する小池栄子が、4月期出演したドラマ『母になる』で演じた門倉麻子役で「第8回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」の助演女優賞を受賞。
小池が演じたのは、「母親になりたかったが、なれなかった女性」だ。誘拐された子供を救い出し、7年間自分で育てたが手放す、複雑な事情を抱えた役。
自身も結婚10年目ながら子供がいないだけに、気持ちが理解できたそうで、それが好演に繋がったようだ。
■「子供はまだなの?」にムっとしたことがある?
作品では子供のいない麻子が「お子さんは?」と聞かれるシーンがある。小池自身もそのような言葉を受けた経験を持っているそう。
彼女はあまり気にしないタイプだというが、「余計なお世話」と感じてムっとしてしまう人も。そのような経験を持つ既婚者は、意外と多いのではないだろうか?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の既婚者696名に「子供はまだなの」と声をかけらたときの感情について調査を実施。
結果、女性の3割近くが「ムッとしたことがある」と回答したのだ。
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■声をかけられたことがある人に話を聞くと…
実際に「子供はまだなの?」と声をかけられた女性に話を聞いてみた。
「会社にいる事務のおばさんが、『あなた結婚しているのに子供いないの?』『早く産まないと身体がつらくなるわよ』とか言ってくる。
子供がいない夫婦の形だってアリだと思うし、こちらは計画を立てている。いい迷惑でしかありません。そう言えればいいのですが、なかなか…」(20代・女性)
「私は結婚してから2年間子供ができず、悩んでいました。そんなとき、親戚から『子供はいつなの?』『子作りはしているの?』などと言われ、本当にムっとしました。今は子供を2人授かることができましたが、思い出すだけでイラっとします。
不妊で悩んでいる人もたくさんいますし、子供が産めない夫婦もいる。簡単に『子供まだ?』なんて言ってほしくない」(30代女性)
「子供はまだ?」というのは、言う側にしてみれば「心配」しているのかもしれないが、真剣に悩んでいる夫婦には「迷惑」でしかない。安易に投げかけるのは、止めたほうがいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の既婚者(有効回答数)