カロリー表記って確認する? 健康意識の高い人たちが増加中
コンビニや飲食店などで、カロリーを気にして商品を選ぶかどうか調査したところ、3割以上の人が気にしている結果に。
「このお菓子美味しそう! …え、400kcalもあるの!?」
カロリー表示を見てびっくりし、商品の購入を諦めた…なんて経験をしたことがある人は多いのでは? ダイエットをしていなくても、なんとなく「高カロリー=悪」のイメージを持っている人も多い。
そんな、食べ物を買うときに、カロリーを気にしてしまう人はどれくらいいるのだろうか。
画像をもっと見る
■女性のほうが「カロリー気になる!」
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,342名を対象に「カロリー」について調査したところ、「食べ物を買うときにカロリーを気にする」と回答したのは全体の33.8%。
3人に1人は、どれくらいカロリーがあるのか確認してから、商品を購入する傾向にあるようだ。
性年代別で見てみると、ダイエットに意識の高い女性のほうが、全ての年代で圧倒的に割合が高い。
「甘いものが食べたくても、カロリーを見てやめてしまうことも多い。『こんな高カロリーのもの食べるくらいなら、ゼリーにしよう…』みたいな」(20代・女性)
「昔大好きだった菓子パンが、600kcal越えと知ったときの衝撃は忘れられない。ラーメン食べたほうが満腹になれる上に低カロリーとか、泣きたくなる」(30代・女性)
カロリーを気にしすぎて食べたいものが食べられなくなってしまうと、ストレスが溜まりそうだが…。中には、ほかの食べ物と比較して「このカロリーなら、別のものが2つ食べられる!」と計算してしまう人も。
関連記事:年を取ってもたまには食べたいが… 「マクドナルド好き」10代は8割超え
■やっぱり? 筋トレ民は意識高め
筋トレをして体を鍛えている人たちは、やはり食べ物にも気を使っているようだ。
半数以上の人が「カロリーを気にする」と回答。気になるのはカロリーだけではないようで…。
「カロリーも見ますが、糖質の量やたんぱく質など、成分が気になる。なるべく筋肉を効率よくつけたいので…」(20代・男性)
「食事制限と筋トレでダイエット中。カロリー計算しているので、絶対にチェックします。高タンパク低カロリーなメニューを見つけると、得した気分になる」(30代・女性)
最近ではコンビニやファミリーレストランで、多くの商品にカロリーや栄養成分が表示されている。
もちろん何も考えずに食べるのも危険だが、単純に「高カロリーだから太る、低カロリーなら痩せる」わけではない。
食事も運動も気をつけることが、健康への第一歩かも。
・合わせて読みたい→もっとスタイルよくなりたい! 現状に満足していない人は…
(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女1342名(有効回答数)