疲労のピーク…ストレスがたまったら食欲は「増える」vs「なくなる」
精神的につらくなったとき、暴飲暴食したくなるタイプと食欲不振になるタイプに分かれる。調査してみると…
暦の上では秋にさしかかっているが、西日本を中心に厳しい残暑がまだまだ続いている。
加えて、仕事や家事に追われる日々が続き、心身共に夏バテや疲労のピークに達している人も多いのではないだろうか。
そんな疲労やストレスを癒やすひとつの方法として、お酒を飲んだり、好きなものや甘いもの買って食べたり、外食したりと、食事での発散を考えることがある。
だが一方で、食欲がなくなってしまう人も…。
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,342名を対象に、ストレスがたまった時の食欲に関する調査を実施した。
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■ストレスで食欲は「増える」vs「なくなる」
ストレスがたまると食欲が「増える」と回答したのは71.8%、「なくなる」は28.2%だった。男女別や年齢別ではとくに大きな差が現れていない。
特徴別に集計すると、恋愛の苦手な人や、ガリ勉だった人は食欲がなくなる傾向にある。
筋トレをしている人は、運動でストレスの発散を兼ねているイメージがあるため、食欲の増減と関連性がなさそうだが、なくなると回答した割合が増えるのは意外だ。
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■ストレスが胃腸疾患起こす仕組み解明
今月、ストレスが胃腸の炎症や出血を招くメカニズムについて、北海道大のチームが解明し発表。「病は気から」が証明されたと話題になっている。
気晴らしに会社の同僚や友人と、おいしい食事やお酒を一緒に楽しみながら、話に花を咲かせることはストレス解消に効果抜群という人が多いだろう。
とはいえ、過度なストレスによるやけ食いは、生活習慣病にもつながり兼ねないので、注意したいところである。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,342名(有効回答数)