オバサンはみっともない? テレビの年齢イジりに小島慶子と太田光が激論
「若くない=劣っている、みっともない、恥ずかしい」とする昨今の風潮。テレビで年齢イジリをすることは悪という小島慶子に、太田光の持論は…
人は誰しも老いていくものだが、歳をとることで周囲から「ババア」「ジジイ」などと年齢イジりの悪口を言われることも少なくない。
2日放送の『新倫理バラエティー! 太田光の正義か悪か!?』(日本テレビ系)で、タレント・小島慶子(45)、爆笑問題・太田光(52)の年齢イジリに対する激論が話題になっている。
■若くないことは劣っている?
小島はオバサンいじりについて怒りをもっているよう。「若くない」という言葉について、世間の風潮が「劣っている」「みっともない」「恥ずかしい」といった悪口になっていると指摘した。
さらに、テレビで「オバサン、ババア」と発言することは悪だと主張した小島。ショーとして楽しもう、との意見もわかるとしつつも「真に受けてしまう人もいる。(その発言は)誰の幸せにもならない」と、年齢イジりについて持論を述べた。
関連記事:霜降り・せいや、爆問・太田のセクハラ報道イジりに辟易 「サンジャポで殺される」
■ババアいじりをする太田も賛同
「歳をとる=悪」という風潮は改めるべきという小島の意見に対し、日頃「ババア」と散々ネタにしている太田もまさかの賛同。
その理由について「我々のやってることって別に『善』だと思ってやってない」と語る太田。人の欠点を突き、人間が年老いて衰えていくところをバカにして笑いにすることについても「誰も傷つけてないなんて思ってもいない。笑いってものは絶対に人を傷つける」と持論を展開した。
また、小島の「誰かが傷ついてるんだからやめましょう」という考えに、太田は「俺はそっちのほうが生きづらい。俺はむしろ小島さんの方が苦しそうに見えんだけどね」と指摘した。
関連記事:お笑い第7世代芸人のこじれた女性観が暴かれる 「生々しいのやめて」
■約2割が「年齢のサバ読み経験アリ」
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,332名に「年齢」について調査したところ、およそ2割が「サバを読んだことがある」と回答。
とくに女性にその傾向があり、40代では2割、50代では3割が該当した。それだけ周囲から年老いて見られるのが耐えられないということか。
歳をとった人が少し派手なファッションをするだけで「若作り!」とツッコミが入る風潮。「年をとる=悪」という考えは、いずれ自分の首を絞める結果になるかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)