劇団EXILE・青柳翔はなぜ出演? 『下北沢ダイハード』濱谷Pが語る魅力
『下北沢ダイハード』第8話に主演する劇団EXILE青柳翔の魅力とは?
「最悪の一日」をテーマに気鋭の劇作家たちが11通りのストーリーを書きおろし、ネット上で大いに話題になっているドラマ『下北沢ダイハード』(テレビ東京系)。
「裸で誘拐された男」「違法風俗店の男」「夫が女装する女」「最高のSEXをする女」……など、タイトルを見るだけでその「攻めの姿勢」が伝わる本作品は、ツイッター上で毎週大きな盛り上がりに。
今夜放送を迎える第八話「彼女が風俗嬢になった男」(根本宗子脚本)は、劇団EXILEの青柳翔が主演を担当する。放送に先駆けて、しらべぇでは番組プロデューサーに制作の裏側などを聞いた。
画像をもっと見る
■『下北沢ダイハード』第八話あらすじ
まず、第8話のあらすじを紹介したい。
田川のりお(青柳翔)は常連のルカ(渡辺真起子)と共にパチンコ店の開店を待って店の前で並んでいた。そこに、突然現れたバラエティ番組のAD(田村健太郎)から「最近あったピンチな話」を教えてほしいと言われる。
しかし、のりおはピンチとは無縁の生活を送っていた…この日までは。無職のイケメンのりおは、キャバ嬢の彼女みわ(馬場ふみか)に養ってもらいながら、パチンコに明け暮れる平穏な日々を送っていた。つまりはヒモ。
ピンチは突然、一本の電話でやって来た。「池袋の風俗に行ったらお前の彼女が出て来た」――友人(荒井敦史)から送られてきた証拠写真を見ると、確かにみわだ。キャバ嬢だと思っていた彼女が風俗嬢だった…。
みわを呼び出し問い詰めたのりおだったが、「風俗を辞めてほしかったら月の生活費の半分、50万円稼いで来い」とみわから告げられる。のりおを彼女に風俗を辞めさせるため、今日中にパチンコで50万円稼ぐと宣言。みわに軍資金の3万円をもらい、絶対に負けられない戦いへ向かう!
パチンコ店の店員・愛子(森川葵)がドジを連発し、常連客達に迷惑を掛ける中、のりは一発逆転の勝負へ集中力を高めるのだが… 果たしてのりおの勝負の行方やいかに!?
関連記事:ディーン・フジオカ、“テレ東バージン”卒業 「ついに出られました!」
■なぜEXILEが? 番組プロデューサーに聞いた
「サブカルの街・下北沢が舞台」「劇作家が脚本を手がける」などの要因もあって、文化系視聴者のハートをわし掴みにしているこのドラマ。しかし、『劇団EXILE』メンバーである青柳は、そのような世界観とは少し違う印象にも思える。
なぜ、彼は主演としてキャスティングされたのだろうか。気になったしらべぇドラマ班は、テレビ東京・濱谷晃一プロデューサーにキャスティングの意図や背景を聞いた。
――演劇出身の劇作家が脚本を担当する本ドラマに、青柳さんをキャスティングした理由を教えてください。
濱谷氏「あがってきた台本を見て純粋に『この人にやってほしいな』と思って、声をかけてさせてもらいました。
また、『演劇を普段見ない人にも見てもらえる、そんな間口の広い作品にしたい』という気持ちもありました。その点、『劇団EXILE』は劇団ではあるけど、小劇場とは少し遠い。そこも、面白いと思った理由のひとつです」