若い世代に増加中 GoogleよりSNSで検索する人たち
リアルタイムの情報は、SNSのほうが相性がいいとの声が多い。
ネット検索ではGoogle の一強の状態だが、意外なところにライバルがいる。検索にSNSを活用する人が増えているのだ。しらべぇ編集部では、全国20〜60代のSNSを利用している男女517名に「ネットでの検索について」の調査を実施。
「Google よりもSNSで検索をすることが多い」と答えた人は22.8%と、全体的には少数である。
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■リアルタイム情報はSNSで
若い世代では、SNSでの検索を活用している人も多いようだ。
中でも20代では4割近くで、高い割合になっている。
「リアルタイムでの反響を知りたいときには、Twitterが向いている」(20代・男性)
「行きたい場所やお店は、インスタのハッシュタグで検索することが多い」(20代・女性)
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■「恋人は? 学歴は?」のまとめサイトが上位に
SNSで検索もするが、最終的にはGoogleで確認をする人も多い。
「SNSだけだと、十分な情報が手に入らない。最終的には、公式サイトなどしっかりとした情報元で確認をする」(40代・女性)
公式サイトなら、正確な情報が入るのは間違いない。一方で、Google検索では、上位にいらない情報があると主張する人も。
「芸能人の名前で検索すると、『恋人は? 学歴は?』などのまとめサイトが上位にいっぱい出てくる。内容も薄いし、『〜のようです』ってテンプレートがあるかのごとく、同じような構成で」(30代・男性)
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■Twitterとインスタ利用者はSNS検索が中心
Twitter廃人と思っている人とInstagram利用者は、やはりSNSで検索をする人が多い。
自分がよく利用しているプラットフォームが使いやすいのは、当然だろう。
「時間があればTwitterを見ているので、ニュースもタイムラインで知ることが多い。興味のあることなら、そこからTwitterで検索して他の人の意見を確認する」(30代・女性)
「インスタだと、画像で雰囲気がわかるのがいい。お店とかも、お客さん目線の投稿が見られるから、リアルな感想に思えるし」(20代・女性)
これからさらに、SNSの検索を活用する人が増えそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のSNSを利用している男女517名 (有効回答数)