「家事育児なんて楽勝だ!」 ”金食い虫”旦那の暴言に傷つく女性
夫婦の役割は変わりつつあるが、それでも自分の妻に向かって見下すような発言をしてしまう男性が。
旦那の暴言にひどく傷つき、忘れられない女性は多い。
女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』の「旦那に言われた暴言!」というトピックでは、女性たちの辛い記憶が多く寄せられている。
■家事育児を見下す夫
様々な投稿を見ていると、似たような暴言を言われている人が多い。それは、「家事育児なんて楽勝だ」「俺だって育児でイライラしたい」など、家事や育児に関すること。
・「俺の金がなかったら生きてけないくせに」が決まり文句
・専業主婦だった時、「金食い虫」って言われた。パートを始めたら「今度はたかがパート」
・「俺が働いた金やし」と言うけれど、3歳までは家で見ようと夫婦で決めたから、私が仕事辞めたこと忘れてるのかな?
・「家事育児なんて楽勝だ!」っていうわりに、やってるとこ見たことない
・「代わりに働いてこいよ、俺だって育児でイライラしたいわ」って言われた
「家事や育児は、仕事より簡単」「金を稼ぐ人のほうが偉い」…そう思っている男性は、少なくないだろう。
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■夫婦の役割を見直すことの必要性
近年では女性の社会進出が進み、やりがいのあるポストを任されたり、男性よりも稼いだりする女性が増えてきている。
昔のように、結婚したら男性が一家の生活費を全て稼ぎ、女性は家に入って専業主婦に…という明確な役割分担は、減ってきているのだ。
実際、しらべぇ編集部が全国の20~60代男女1,332名に「家庭での男女の役割」について調査したところ、「男は仕事、女は家事をすべき」と回答した人は、全体の19.2%。
「家事や育児をして家庭を支えたい」と考える男性や「結婚後も仕事を続けたい」と考える女性は多い。
もちろん各家庭で、事情も分担も異なるだろう。しかし、どんな形であれお互いに尊重し合い、助け合わないと夫婦関係は成り立たない。
なにげなく言った一言が、相手を深く傷つけているかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・高萩陽平)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)