春風亭昇太が司会の『笑点』をどう思う? 視聴者の答えは…
2016年5月から桂歌丸に代わって春風亭昇太が司会に就任した『笑点』。その内容をどう思っているか聞いてみた
今年で放送51年目を迎える演芸番組『笑点』(日本テレビ系)。現在も、高い人気と視聴率を持つ番組である。
そんな同番組は、2016年の放送開始50周年をきっかけに、それまで司会を勤めていた桂歌丸が勇退。回答者だった春風亭昇太が後継者となったことは、ご存知のとおりだ。
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■賛否両論の春風亭昇太司会の『笑点』
司会の昇太は林家たい平以外のメンバーよりも歳が若いだけに不安の声もあったが、フタを開けてみると違和感がなく、高評価を与える人が続出。
また、大喜利メンバーも三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・六代目三遊亭円楽・林家たい平は健在で、大喜利の質は落ちていない。
一方で、「物足りない」「これまでの『笑点』と変わりすぎて戸惑う」などの声も聞こえてくる。春風亭昇太の『笑点』が始まり1年半、視聴者の評価はどうなっているだろうか?
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■春風亭昇太司会になってからの『笑点』をどう思う?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代~60代の『笑点』を知っている人1,280名に、春風亭昇太司会になってからの『笑点』についてどう思うか調査を実施。
結果、「大好き」が4.8%、「まあまあ好き」が43.3%で、好意的に見ている人は合わせて50.1%。一方、「あまり好きではない」が39.7%、「嫌い」が10.2%。否定的な意見を持っている人が49.9%となっている。
どうやら昇太司会の『笑点』については、意見が真っ二つに割れているようだ。
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■ファンに聞いてみた
複数の『笑点』ファンに意見を聞いてみた。
「昇太は『若手大喜利』で司会を担当していたので、違和感なく見られます。1年半経過して、すっかり見慣れたという感じですね」(30代・男性)
「司会者がイジられるという新しいスタイルは新鮮。昇太も先輩が多いなかで、物怖じせずよくやっていると思いますよ。
噂されていたタモリや立川志の輔などの外部招聘者では、軋轢なども出てきしまうでしょうし、円楽が司会に回っては面白くない。今がベストなのでは」(20代・女性)
「昇太の司会は五代目圓楽、桂歌丸の流れからすると、ちょっと軽いイメージがある。彼は57歳で、五代目圓楽が司会者に就任した年齢よりも上だけれど、重厚感がない。もう少し威厳がほしい」(50代男性)
さまざまな声があるが、視聴率は安定している『笑点』。日本屈指の長寿番組として、これからも我々視聴者を楽しませてくれそうだ。
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の『笑点』を知っている人1,280名(有効回答数)