タモリ「もう一回来てもいい」と感激 『ブラタモリ』立山の神秘と謎に迫る
『ブラタモリ』(NHK)で、タモリ一行が日本三霊山と名高い富山県の立山を訪れた。
各地をブラブラ歩き、知られざる町の歴史や人々の暮らしに迫る番組『ブラタモリ』(NHK)。10月21日に放送された第88回の舞台は、富山県の立山だ。
観光シーズンは、4月~11月とされている立山。観光客は毎年100万人だそう。古くからとくに山岳信仰の強い「日本三霊山」の一つでもある「神秘の山」。
今回の放送では、そんな立山の神秘が解き明かされた。
■神秘的な地形の秘密とは
スタート地点は立山の中腹で、観光地となっている室堂平。これまでに各地を訪れてきたタモリだが、番組の冒頭では「立山は興味がある」と語る。
タモリ一行は早速「室堂平」のシンボルでもある、ミクリガ池に注目。太古に、水蒸気爆発と言われる噴火によりできた池だ。
立山には、火山の恩恵が受けられる温泉が存在。タモリ一行は、標高が一番高い場所にあるこの温泉を訪れ、火山活動の活発な谷「地獄谷」を眺めた。
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■北アルプスの誕生に迫る
地形の次には、北アルプスの山々の誕生に迫った。北アルプスの名づけ親は、明治時代、政府に招へいされた登山好きの化学者で、立山を見た際に「スイスのアルプスによく似ている」と、北アルプスとの名称がつけられたという。
なお立山連邦には、現在も20メートル以上の積雪になる場所があるとされており、そんな立山には日本で唯一、氷河が存在している。
番組では、タモリが採取された氷河の一部と初対面し、昔の空気が弾け出す音を楽しむシーンも見られた。