今年も盛り上がったハロウィン 本当に必要なのか調査してみると…
あなたは日本にハロウィンは必要だと思いますか?
10月31日はハロウィン。今年もさまざまな場所で仮装やパーティが行なわれ、渋谷センター街などは大混雑に。
一方で、そんな盛り上がりを「なんだかなあ~」と醒めた感情で見ている人も多いと聞く。元々日本には存在しなかった文化だけに、賛否両論になるのは仕方ないのかも。
そんな「ハロウィン」について、多くの人はどのように感じているのだろうか?
■ハロウィンについてどう思う?
しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,336名に、ハロウィンについての意識調査を実施。
結果、「日本にハロウィンは必要ない」と回答した人は61.1%。半数以上の人が、ハロウィンについて否定的な考えを持っているのだ。
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■否定的なのはどんな人?
ハロウィンに否定的なのは、どのような人たちなのか? 世代別で見ると、はっきりとした傾向が現れている。
ハロウィン文化がまったくない時代が長かった中高年の割合が高く、60代は69.5%が否定的。一方、20代は47.0%で、肯定的な人のほうが多い。これから徐々に根付いていくのだろう。
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■それぞれの意見は?
肯定派・否定派それぞれの意見を聞いてみた。
<肯定派>
「確かにハロウィンは日本文化ではありません。しかし、クリスマスやバレンタインデーなど、さまざまな国の文化を取り入れ、アレンジして楽しむのが日本の良さであり、懐の深さ。
他人に迷惑をかけるようなやり方をしないで、個人で楽しむ分には良いと思います」(20代・男性)
<否定派>
「突然『ハッピーハロウィン!』とかいわれても、『なにそれ』って感じ。いい大人が仮装して、変なカッコになって、練り歩いて恥ずかしくないのかな。
しかも、ゴミを出して片付けずに帰っちゃう人もいるんでしょう? それっておかしいですよね。そんなことよりも大事なことがたくさんありますよ」(40代・男性)
日本に定着しつつあるハロウィン。あなたはどう考える?
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年9月29日~2017年10月2日
対象:20代~60代男女1336名(有効回答数)