二世ミュージシャンが増えている理由は? 清塚信也「二世は音楽がネイティブに」
二世ミュージシャン音楽がネイティブになる?
19日に放送された、テレビ朝日系音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』では、音楽業界に二世が多い謎を解き明かし、話題になっている。
■叩き上げの苦労…
音楽業界には名前をあげると尽きないほど、親をミュージシャンに持つ「二世ミュージシャン」が多数存在している。そんな二世が活躍する音楽界にピアニスト・清塚信也は…
「僕は、叩き上げ、母は僕が小さい頃から、自分がミュージシャンではないことをコンプレックスに思っていた。だからこそ『二世に負けるな!』と、厳しく育てられた。その結果、僕はひどい仕打ちを受けた。なので、当時、二世はすごい厳しい英才教育を受けているイメージをもっていた」
と、厳しく育てられ苦労した過去を明かした。
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■音楽がネイティブになる
『Jupiter』や『おひさま~大切なあなたへ』など数々のヒット曲を世の中に排出した平原綾香の父はサックスプレイヤー・平原まこと。そんな有名な父をもつ、平原が子供の頃のエピソードを語った。
「サックスは、父の声のように身近なものだった。音楽をやりなさいとか練習しなさいとは、あまり言われたことがない。父のステージとかコンサートを聴いて自分で好きになった。
本格的にサックスを始めたのは中学のブラスバンド。小さいときから聴いていると、どの指を動かせばどんな音が出るかが繋がるから、初めて二週間で、ソロパートを吹けた」
父・まことはソロパートを聴いたときに娘の音楽の才能に気がついたようだ。
平原のエピソードに清塚は「親がミュージシャンでお手本がすぐ近くにあると音楽の一番美しい部分を身近で感じて、音楽がネイティブになる」と分析した。