動画アップ経験者はわずか…「ユーチューバーはキッズ向け」が原因か
身近な存在のYouTubeだが、自ら動画をアップする人は少ない。
ユーチューバーが注目される現在。そうした流行に影響され、自分の動画をYouTubeにアップする子供もいるという。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名に「YouTubeについて」の調査を実施。「YouTubeに動画をアップしたことがある」と答えた人は、全体で11.9%だった。
大人には、ユーチューバーの影響は少ないようだ。
■ユーチューバーのまねは将来の黒歴史か
若い人ほど、YouTubeを活用している人が多くなっている。
やはりユーチューバーの人気が、影響をしているのだろうか。
「甥っ子がユーチューバーのまねをして、動画をアップしている。観ているほうが恥ずかしいくらいの出来で、将来は黒歴史になりそう。けど本人は楽しそうだから、温かく見守っている」(40代・男性)
撮影や編集の技術が、将来の役に立つかもしれない。
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■YouTubeは観るものとの声
若い人に多いといっても、20代でも2割程度しか動画をアップした経験がないのだ。YouTubeは、「観るもの」との意見が多い。
「ミュージシャンのMVが無料だし、YouTubeはよく観ている。動画をアップするのは、インスタのストーリーかな。YouTubeは、本格的なものじゃないといけない気がして…」(20代・女性)
しかし友達が、勝手に動画をアップすることもあるようだ。
「結婚式の余興で、AKBを踊ったときの動画を一緒にやった友達が勝手にアップしていた。しかもそれなりに再生回数があり、さらに恥ずかしい気持ちに…」(30代・女性)
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■ユーチューバーはキッズたちのもの
一方で、年齢を重ねた人には、ユーチューバーのおもしろさがわからないという。
「『なにがおもしろいのだろう?』って周囲と人たちと話をしたけど、『キッズたちに受けているからから、おじさんたちはお呼びじゃない』ということで、話はまとまった」(30代・男性)
子供たちにとっては憧れの存在「ユーチューバー」も、大人には理解しがたいようだ。
動画をアップする人が全体的に少ないならば、まだ人気ユーチューバーになれるジャンルがあるとも考えられる。キッズの中から、頭角を現す子が現れるのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)