『キャプテン翼』TVアニメ新作決定! 「親子で共有できる」と話題に
新作アニメ『キャプテン翼』の発表会にて
漫画家・高橋陽一氏原作の国民的サッカー漫画『キャプテン翼』を原作とした新作アニメが、2018年4月からテレビ東京ほかで放送される。
13日に都内で開催された「キャプテン翼アニメ化決定記者会見」には、大空翼役の声優・三瓶由布子(31)、若林源三役の鈴村健一(43)、原作者の高橋陽一氏、ゲストに元サッカー日本代表の北澤豪(49)、タレントの武井壮(44)が駆けつけた。
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■キャプテン翼が2018年4月からアニメ始動
1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した『キャプテン翼』。今も「グランドジャンプ」にて連載中の長寿作品である。影響を受けたプロのサッカー選手は国内にとどまらず、海外の有名選手にも多数のファンが居ることでも知られるサッカー漫画の金字塔だ。
新作アニメでは原作を忠実に再現するが、時代背景は現代に合わせられており、スマホのような小道具や、サッカーの戦術も変化させるそうだ。
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■三瓶と鈴村が意気込み語る
主役の大空翼を演じる三瓶は、女子であるため『キャプテン翼』に明るくないとは言いつつ、現場ではキラキラとした目で語るスタッフたちに「キャプテン翼のなんたるか」を語られ、「愛された作品だ」と実感しているようだ。
「まさか人生で、翼くんを演じる日が来るとは思いもよらなかった。オーディションでは、石崎くん役も受けていた」と自分でも驚きの結果だった様子。今後は、大空翼を演じることを大いに自慢していきたいと語る。
翼のライバルである若林源三を演じる鈴村は、少年時代に『キャプテン翼』を読みふけり、その頃から若林が一番好きで、2001年に放送されたアニメ(平成版)で若林を演じていた経験もある。
「以前の若林は、ようやく声優業で食べられるようになって演じたキャラ。あれから16年のキャリアを積んでいます。練りに練った若林を魅せたい。原作の独特のセリフ回しを表現できるように、声出しをしています」と、熱い想いを伝えた。
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■北澤豪、キャプテン翼に影響された
若林源三が通う修哲小学校のモデルになっている修徳高校の出身であり、登場キャラクター・葵新伍(あおいしんご)のモデルでもある北澤は、キャプテン翼に大いに影響されたそうだ。
「それまではスポーツと言えば野球だった。キャプテン翼の影響で、過半数がサッカーをするようになった」と想いを馳せた。
武井も修徳高校の出身者。サッカーの経験はないものの、勢い良くシュートをする時は「タイガーショット!」と叫んで、日向小次郎の真似をしていた過去を振り返った。
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■親子で話題が共有できる
Twitter上では、新作アニメの発表に、子供のころ観ていた懐かしさや、親子で同じ話ができるなど、話題になっており、かなり好意的なつぶやきが多い
キャプ翼また再アニメ化。小学生の時に見ていた作品がまた見れるとは不思議な気分です。
— 山崎 (@53lWzKDNMyrODXW) December 13, 2017
https://twitter.com/machiya_latte/status/940868127994376192
キャプテン翼の再アニメ化によって「タイガーショットのマネをしてつま先を傷めたり、ピッチを傷つけて怒られる」という経験を親子で共有できることは、素晴らしいことだと思う
— シュターデン提督 (@AdmiralStaden) December 13, 2017
テレビの初放送は1983年。初めて観る人はもちろん、かつて、キャプテン翼を楽しんだ人も新鮮な気持ちで楽しめる作品になりそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=uUK4zTkcz1U
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)