一重まぶたが魅力的と思う40代 「おニャン子クラブは…」に納得
目の大きいことが美徳とされている現代に、疑問を持つ世代も。
ぱっちりとした二重まぶたこそが、美しいとされている現代。アイプチやメザイク、つけまつげなど、あらゆる道具を駆使して目を大きく見せている女性も多い。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,400名に「女性の目について」の調査を実施。
「目が一重の女性は魅力的だと思う」と答えた人は、全体で28.3%であった。やはり、二重を良しとする人のほうが多いのだ。
■おニャン子クラブの時代は
性年代別では、40代から50代で割合が増えている。
この世代が若い頃には、そこまで二重至上主義ではなかったという。
「私が若い頃は、そこまで目の大きさを重要視してなかった気がする。おニャン子クラブの新田恵利は細い一重だけど、主力メンバーだった。他にも、目の小さい子がいっぱいいたし」(40代・女性)
メンバーを自己紹介する曲として発表されたおニャン子クラブの『会員番号の唄』で、新田恵利は「笑うとなくなる細い目」と歌っていた。
当時は細い目も、コンプレックスとされなかった証拠といえるだろう。
関連記事:吉高由里子、現状を嘆く 「もっとちゃんとした大人になるはずだった」
■芸能人やアニメの影響か
日本の女性たちが二重に憧れるのは、芸能人からの影響も強いのかも。
「容姿がいいと評価される芸能人は、ほとんどが二重。影響されて、ノリやテープで二重を作る気持ちもわかる」(30代・男性)
二次元の影響もあるのではないか? との意見もある。
「アニメに出てくる女の子は、ありえないほどに目が大きい。そんなのも、影響しているのかな?」(30代・女性)
関連記事:「羽生結弦が好き」最も多いのは50代女性 かわいさとカッコよさを兼ね備え
■吉高由里子や多部未華子を参考に
一重の女性だって、十分な魅力があるとの意見も多い。
「クールな印象なのに、笑うとかわいい。そんな一重まぶたの女性は、素敵だと思う」(30代・男性)
また、目の大きさばかり意識するのは、おかしいとの声も。
「顔のパーツは、バランスが重要。目が大きければいいって問題じゃない。
吉高由里子や多部未華子がよく例に挙げられるけど、一重や奥二重を気にしている人はこの辺りをメイクの参考にするのがいいと思う」(30代・女性)
一重まぶたの女性がコンプレックスを抱くような空気が、できてしまっているように思える現在。魅力を発信する人が増えれば、風潮は変わるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,400名 (有効回答数)