岡田結実、ドラマ初主演で難事件に挑む女子大生を熱演 兄・隆之介から学んだのは…

バラエティ番組などで大活躍の岡田結実が今春、初ドラマで初主演。

2018/02/08 05:00


岡田結実

バラエティ番組やCMなどで大活躍中の岡田結実(17)が、この春、テレビドラマに初主演を果たす。

テレビ朝日系列で放送されるのは、ミステリー作家・中山七里氏の原作を映像化した『静おばあちゃんにおまかせ』。

正義感120%ながらまだまだ半人前の法学生・高円寺円と捜査一課の刑事・葛城公彦(要潤)がバディを組み、元裁判官である円の祖母・高円寺静(草笛光子)の援護を受けながら事件の謎を解いていくミステリードラマだ。

エンターテインメント性はもちろんのこと、最後の最後まで予想外のストーリーが繰り広げられるという。



■不安もあったが全力で

初主演となるドラマのオファーを受けたときの印象について、岡田は、

岡田:最初に聞いたときは、「えっ!?」「これは夢?」と驚きました。


ドラマは初めてなのに主演でいいのかな、こんな私でいいのかな…と不安もあったのですが、チャンスをいただいたからには全力で取り組もうと思い、それからは日々、「円はどんな子だろう」「こういうとき円ならどう動くのかな」と考え、自分自身と円を擦り合わせる作業を自分なりにやってきました!


原作も読ませていただき、こんなに素敵な作品をやらせていただくからには生半可な気持ちでは絶対にできないな! と決意を固めました。


小さい頃から俳優に憧れていた兄(俳優:岡田隆之介)の姿を見てカッコいいなと思っていたので、私もいつか女優として映画やドラマに出演できたらという夢を抱いていました。今回、夢に一歩近づくことができ、うれしかったですね!


とコメント。また、実年齢より2歳上の主人公を演じることについては、

岡田:小さい頃から「大人っぽい」と言われてきたので、最初は「女子大生感」も出せるのではないかなと思っていたのですが、改めて演技として考えたら、難しくて悩んでしまいました。


でも、円は外に出ると凛としたしっかり者の19歳なのに、静おばあちゃんの前では甘えてちょっぴり子供に戻るので、年齢にとらわれすぎずに演じていきたいと思っています。


じつは、私も外と家の中の顔が違うと、お母さんによく怒られるんです(笑)。 また、円は「思い立ったらすぐ行動」というよりも「思う前に行動」しちゃうタイプで、そこも私と同じ。似ているところがたくさんあったので、ドラマは初めてなのにスッと役に入っていくような感覚がありました。


と決意を新たにした。


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■兄・隆之介と台本を読み合わせ

岡田結実

俳優である兄の隆之介と台本を読み合わせ、学ぶことも大きかったという。

岡田:暇があれば台本を開いてお兄ちゃんに読み合わせをしてもらいました。ひとりで考えているとセリフの言い方も凝り固まってしまうけれど、誰かと読み合わせするとこんなにも変わるものなのだということを、お兄ちゃんやお母さんに教えてもらいましたね。


兄からは「自分なりにセリフの言い方を準備していくのもいいけど、現場に入ったときの空気感を読み取らなければ、浮いた演技になっちゃうよ」と言われて、納得でした!


でもお兄ちゃんにダメ出しされすぎて、自信がグニャグニャに曲がってしまいました(笑)。


「台本を読んで、正義についての考え方が180度変わった」という岡田。要や草笛、第1話にゲスト出演する柳沢慎吾や温水洋一など豪華キャストとともに、初のドラマで女優として新境地を開いてくれるのが、楽しみだ。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

要潤岡田結実
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