こんなはずじゃなかったのに… 転職の「失敗と成功」の差はどこに?
失敗したくない転職。成功するためのコツはあるの?
新卒からずっと同じ会社で働く人もいれば、転職を繰り返す人もいる。そこで「転職に失敗した人」と「成功した人」から、体験談を聞いてみることに。
■想像とちがう…
入社し、実際に働き始めてみると「この会社、想像と違う…」と思うことは少なくない。覚えることが多かったり、人間関係がよくなかったりと、様々な理由で後悔しているのだ。
「想像していた業務内容と違うんです。ゆったりと仕事がしたくて臨時職員を選んだのに、正規の職員と同じようなことをさせられている。私に仕事押し付けて飲み会に行くし…」(20代・女性)
「前職は人間関係に関してはノンストレスだったけど、今の職場は『世の中にこんな人いるんだ…』とがっかりさせられる日々。自由業のような空気で、服装も時間もルーズ」(30代・女性)
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■休日に仕事の連絡がこない!
もちろん、「転職してよかった!」と感じている人もたくさんいる。
「前の会社はボーナスもなく、昇給もなかったけど、今の会社は両方ある。特に社長がちゃんと社員の頑張りも評価してくれるから、頑張って仕事しようって気になれる」(30代・女性)
「人間関係にもストレスを感じないし、スキルアップするには、かなりいい環境。勉強できる環境なので、毎日楽しい」(30代・男性)
「前職は休みの日に電話がかかってきていたけど、今の会社は休みの日にかかってくることはない。心からホッとしている」(20代・女性)
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■今の仕事に満足している?
しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の有職者男女690名に「今の仕事」について調査したところ、全体の36.4%の人が満足していると回答。
意外にも、仕事にも慣れてきた30代の男性は24.2%と最も少ない。自分の得意、不得意がわかってきて、「自分が何をやりたいのか」が見えてきたのかも。
一方で、定年を迎える60代女性は60.0%と、半数以上の人が満足している結果に。
「隣の芝生は青い」ということわざがあるように、入社前はよく見えても、いざ仕事を始めたら理想とは異なる結果になることも。
なぜ今転職をするのか、新しい場所で何がしたいのか。しっかり自分を見つめ、転職先の情報を収集してから挑むべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代〜60代の有職者男女690名(有効回答数)