松本人志が「やさしくしてね」と希望する左利き 不便を感じる瞬間5選
左利きが不便を感じる瞬間ってどんなとき?
2日、ダウンタウンの松本人志が「左利き」についてツイートし、話題になっている。
オレたち左利きは右利きの人より約9年ほど短命らしい。。。
やさしくしてね。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) March 2, 2018
左利きは、右利きより9年短命になるというのだ。ちなみに、1991年にそういった論文が発表されているが、現在では「証拠が全くない」と否定されている。
もしも事実だった場合、左利きの人間にとしては「やさしくしてね」とつぶやきたくなってしまうだろう。
■左利きを子供の頃矯正されたことがある?
日本では、左利きの子供が右に矯正されることが多いらしい。基本的に、右利き用に物が作られており、不便な思いをしがちだからだ。
そのような経験を持つ人はどれくらいいるのか。しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の元々左利きの人166名に、子供の頃矯正された経験の有無を調査。
結果、「矯正されたことがある」と答えた人は63.3%。やはり子の将来を考え、直そうとした親は多いようだ。
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■左利きが不便を感じる瞬間5選
左利きが不便を感じる瞬間はどのようなときなのか。話を聞いてみた。
①自動改札を通るとき
「自動改札は右側に切符挿入口やICタッチ部がついている。右で持てばいいんだけど、自然と左で用意しちゃう。やっぱりちょっと、不便」(30代・男性)
②はさみを使うとき
「はさみって基本右利き用として設計されていて、かなり使いづらい。結局右で切っちゃいますよね。最近は、左用を持ち歩くようにしています」(20代・女性)
③急須でお茶を淹れるとき
「急須を左手で入れようとすると、非常に不便なんです。口で説明するのは難しいのですが、結局右手を使っている。自分としては左利きにプライドを持っているので、右利きに転向することは考えていません」(50代・男性)
④ゴルフがやりづらい
「ゴルフは基本右打ちで、レフティーは極めて少ない。左利きの人でも、ゴルフは右で打つって人がほとんど。だからクラブも種類が少ないし、練習場では左打席がないところも」(30代・女性)
⑤野球のポジションが少ない
「野球は左利き内野手の場合、一塁と外野しか守るポジションがない。だから、自然と左投げは出場機会が少なくなるんです。
野球選手のなかには、左投げを矯正された人多いみたいですよ。投手の場合だと、逆のパターンもあるそうですが…」(30代・男性)
左利きが不便な場面があることは、事実のよう。親が子に右利きを矯正するのも、仕方ないのかも…。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の元々左利きだった人166名(有効回答数)