「クレーマー」と厳しい声も 奥山佳恵の支援型幼稚園への憤りに賛否
女優・奥山佳恵が自身のブログで、次男の卒園式に兄弟が参加できなかったことに苦言を呈した。
ダウン症の次男をもち、子供の障害や日々の生活についてブログで赤裸々に明かしている女優・奥山佳恵(44)。明るく前向きな子育てには、多くのファンから共感や応援の声が相次いでいる。
しかし、25日に投稿されたブログの内容が波紋を呼んでいる。
■「こんなこと、聞いたことありますか?」
次男・美良生(みらい)くんが通う支援型幼稚園の卒園式で、園から前日に「卒園児の兄弟は年齢を問わず一切、式に参加できません」「スペースが確保できなくて」と告げられた奥山。「こんなこと、聞いたことありますか? 卒園式の様子を家族が見れないって?」と疑問と怒りが湧いたようだ。
そこで、奥山は「陰口や悪口を言うのは性分じゃないの文句があるなら直接、本人に伝える。そうしないと気が済まない」と、卒園式の当日に園長先生に思いの丈をぶつけることに。
号泣を予想していた次男の卒園式については、「そんな風にイキまいていたので当然、何にも胸に響いてはきませんでした」と、怒りの涙で泣きそうだったと明かした。
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■「いろいろな卒園式があっていい」
卒園式が終わった後、園長先生に「納得ができない」と直談判した奥山。前日に担任の先生から受けたスペースの確保についても問題なかったと感じたからだ。
奥山は「もしも兄弟児を排除することで『卒園式』を滞りなく成立させたいということが理由にあるなら それが支援型幼稚園が実行することですか? 真逆なんじゃないですか?」と激怒。
さらに、続けて「『いろんな子がいていろいろあっていい』のだから『いろいろな卒園式があっていい』と思うの。形式だけにとらわれてはいけない。キレイな卒園式なんて保護者は望んでいない。それは誰が望むことなんですか、学園側だけなんじゃないですか、これいったい、誰のための卒園式なんですか!」と思いをつづった。
奥山の訴えを聞いた園長先生は「不適切で」と真摯に謝ったというが、「卒園式がもたらしてくれる感動はもう戻らない」と納得がいかないよう。
奥山は「私が発言したことで、今後少しでも何か変化があればいいな。ってエラそうですが。ただ、黙っていられなかっただけですが!」と事態が改善されることを願い、式が終わった後に「ちょっとだけスッキリして」と家族で集合写真を撮ったという。