ぽっちゃりあるある! 股ずれでズボンに穴が開くのを防ぐ方法
生地が擦れ劣化することにより、穴が開いてしまう。
「ズボンの内側に穴が開く」と聞いても、なったことがない人にとってはピンとこない現象だろう。一方で頻繁になる人にとっては、大きな悩みといえる。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「ファッションについて」の調査を実施。
「股ずれのせいで、ズボンに穴が開いたことがある」と答えた人は、全体で15.6%。理解をしてくれる人が少ないのが、さらにつらいところである。
■太っている人に多い現象
性年代別では、20代から30代の男性が多くなっている。
股ずれでズボンに穴が開くのは、太ももの内側部分の生地が擦れることで起こる現象。これは太っている人ほどなりやすく、中年太りが気になる40代男性が多いのもうなずける。
「夏のスーツは、パンツだけがすぐにやられてしまう。同じような色味のものを、何本か買い直してもったいないなと思う」(40代・男性)
汗で生地が湿気を吸収すると、さらに破れやすくなる。太っている人にとって、夏は洋服にも困る季節なのだ。
「ジーパンでさえ、穴が開くことがある。あんな分厚い生地でも破ってしまう自分の体に、情けなくなってしまう…」(30代・男性)
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■ズボンがなければ本格的な股ずれに
女性は全体的に少ない割合になっているが、スカートを履く人もいるのが一因にあるだろう。
「ズボンに穴を開けたこともあるけど、本当の股ずれが一番怖い。私は夏にスカートを履いていて、血が出るくらいの股ずれになったことがある」(30代・女性)
男性もズボンがなければ、同じような症状になっていたかもしれないと思うと恐ろしいものだ。
「夏は股ずれになりやすいから、パンツスタイルばかりになってしまいます。もうちょっと女らしいファッションもしてみたいけど、『それなら痩せろ』ってことなんでしょう」(20代・女性)
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■股ずれによるズボン破れ対策
股ずれで穴が開くのを防ぐ対策は、いくつか方法がある。太ももの内側部分にあて布し、その部分の強度を上げるのもその一つだ。
また裁縫が苦手な人は、スパッツを履くのもいい。ただ、股ずれの心配は夏場に多いので、ぴったりとしたスパッツは暑いのが弱点といえるだろう。
「私はスカートのときに、スパッツを履いている。履かないと股が擦れてヒリヒリするのがつらいので、もう手放せないアイテム」(40代・女性)
渡辺直美が、ファッションアイコンとして受け入れられる時代。股擦れ対応をするアパレルメーカーが増えれば、体型を気にする人たちがもっとおしゃれを楽しめるかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)