仕事の効率化で忙しくなった人の投稿が話題 「断るのも大事」と批判も

Excelが得意で業務効率化のツールを作ったところ社内から依頼が殺到。結果的に忙しくなった…という投稿が話題に。

2018/03/30 07:00


激務

「働き方改革」が進む今、業務の効率化が多くの企業で行われていることだろう。しかし、効率化のスキルを持っている人が限られる場合、その人が逆に忙しくなってしまうこともあるようだ。

「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「仕事の効率化なんてするもんじゃない」というエントリーに注目が集まっている。



■業務効率化ツールを頼まれすぎて激務に

投稿者は会社でExcelのVBA(プログラミング言語のひとつ)を組んでいるという人。検索すれば誰にでもできるような簡単なものなのだが、会社に同じレベルの人がいなかったのか入社1年目には「Excel使い」として社内で評判に。

1週間かかっていた作業を5分で終えてしまうツールなど、入社から5年で60程度の業務効率化ツールを作成することになった。しかし、そのせいで社内から仕事が舞い込んでくるようになり、自分自身の休憩時間がなくなっていったそう。

そして投稿者は「お前ら自分で組む気は無いのかよと苦言を呈すと同事に、「自分には一銭も返ってこない(=給料が上がることはない)」現実を嘆いたのだった。


関連記事:社内恋愛に憧れている人の割合を発表 憧れちゃうストーリーとは…

■経験者から共感の声

この投稿に対し、他のネットユーザーからは共感の声が。

・新入社員あるある


・それにいち早く気が付いたので、自分の周りだけに留めました


・妻が同じような経験を話してくれた。ただし、それは1980年代で、まだOSはMS-DOSでさえなかったらしい


・作った人がいなくなり、そのExcelマクロが動かなくなって、「これがないと仕事が回らない」なんて言われて、真に受けた偉い人から情報システム部門に野良Excelが落ちてくる地獄なら何度か見たことがある

次ページ
■反論の声も
ブラック企業ビジネス仕事
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング