青森県・18歳の母親が長男を絞殺 事件の経緯に「やるせない」との同情も
青森県で起こった18歳の母親による長男殺害事件の続報を読売オンラインが報じた。
人を殺めることは絶対に許されない。だからこそ、事件を未然に防ぐことはできなかったのか考える必要があるだろう。
青森県むつ市で2月20日に起こった、18歳の母親が2歳の長男の首を絞め殺害した事件の続報が報じられた。
■「もっと息子といたかった」
報道によると、母親はむつ市にある祖母と長男の3人で暮らす自宅の2階で長男を絞殺したあと、自ら警察に通報するまでの数時間、「もっと息子といたかった」と遺体のそばにいたという。
母親は限られた収入での生活や育児に悩んでおり、息子を手にかけてしまったことで「自分も死のうと思った」と供述していることも報じられている。
また、母親が長男と一緒に雪かきをしたり、買い物に出かけたりする様子を、近隣の住民が見ていたようだ。
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■「やるせない事件だ」
今回の報道を受け、ツイッターや女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』では、息子を殺害したことは許されないとしたうえで、「やるせない事件」「育児ノイローゼ」など、母親の気持ちを察する意見も見られた。
「なんだか、やるせない事件だね。限界だったのかな」
「子供の父親や両親にも頼れなかったのかね。いろいろ想像でしかないけど、自分で産んだとはいえ、孤立無援は気の毒に思う」
「精神的に追い詰められ続けて衝動的に手をかけてしまったのかな。それでも許されることじゃないけど、救いの手がどこかになかったのかと切なくなる」