「おはようございます」に無反応 あいさつを無視する人に怒りの声
コミュ障の人たちは、あいさつさえ苦手なことも。
「おはようございます」と元気よくあいさつをしたのに、相手から返事がない。たとえ相手に悪気がなくても、嫌な気持ちになるだろう。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。
「あいさつしたのに無視されると腹が立つほうだ」と答えた人は、全体で59.0%。さすがに、無視されるのはつらいようだ。
■女性は無視に敏感
性年代別では、ほとんどの年代で男性よりも女性のほうが高い割合になっている。女性はコミュニケーションを重視する人が多いために、無視されると堪えるのだ。
「よく上司世代が言う『若い人たちは、あいさつをしてこない』は、自分からすればいいのにと思う。でも、あいさつしたのに返事がないのは『はあ?』って感じ。腹が立つと同時に、悲しくなる」(30代・女性)
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■本当のコミュ障はあいさつも難しい
あいさつをしたのに無視されると腹が立つ人が多い中で、20代男性は比較的少ない割合なのが印象的だ。
「聞こえなかったかもしれないし、ちょっと返事がなかったくらい別に気にしない。それ以外のところが、ちゃんとできていればいいんじゃないの?」(20代・男性)
コミュニケーション能力に問題がある人は、あいさつを返すことさえなかなかできないのだ。
「多くの人がコミュ障を自称するけど、本当に問題を抱えている人はあいさつだって勇気がいるもの。あいさつくらいで排除するから、そういう人たちが生きにくい世の中になってしまうのでは?
うちにも雑談には一切参加してこない社員がいるけど、プログラマーとしての腕はみんなが認めている」(20代・男性)
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■あいさつ無視で腹が立つ本当の理由
自分の容姿に自信がある人は、7割もの人があいさつを無視されると腹が立つと思っているのだ。
『自分のような素敵な人のあいさつを、無視するなんて…』と、思っているのだろうか。
「あいさつを無視されて腹が立つのは、相手のマナーのなさとかではないと思う。
相手に受け入れられなかったことや、こちらが積極的にアプローチしたのを拒否されたことで、プライドが傷ついているだけ。だから相手よりも、自分の問題なのでは?」(30代・男性)
あいさつは確かに、コミュニケーションを生むのに最適なツールである。しかし、大切なこととわかっていてもできない人がいることも、少しだけ考慮したほうがいいのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)