浅田真央が初フォトエッセイを発売 フィギュア人生と今を語ったメーセージとは
地元の名古屋や被災地の福島で感じ取った思いを綴った
引退会見から1年が経ち、これからの活動が注目されている元フィギュアスケート選手・浅田真央(27)が、初のフォトエッセイ『また、この場所で』を5月2日に発売する。
スケートから離れる決意をしたものの目標が見つからず、悩んでいたという浅田が、大好きなスケートともう一度向き合う覚悟を決め、今の心境を書き綴った内容となっている。
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■ありのままの姿も
同作ではスケートへの想い、表現者としての覚悟といった選手であったからこそ感じることから、理想の女性像、子供に伝えたいこと、食へのこだわり、人生観などの浅田の人となりを知ることができる内容が含まれている。
一方で、愛犬のエアロとのお散歩シーンも収録されていて、着飾っていないありのままの姿も見ることができる。今回の撮影に対し浅田は、
「密着のポートレート撮影は初めての経験でしたが、写真家の川島小鳥さんが本当にナチュラルな雰囲気を持っている方で、自分も自然体でいられました」
と初の試みを振り返った。
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■被災地で感じた思いとは
また、同作では地元の名古屋のほか、原福島第一原発事故の被災地にも訪れ、撮影に臨んだ。
避難指示区域に指定されていた福島県川俣町山木屋は、今回3年ぶりの再訪となる。当時は閉鎖されていた天然スケート場「田んぼリンク」や、再建工事中の山木屋小中学校へ訪れた浅田は、何を感じとり、どのような表情を見せるのか。
なお、本作による浅田の印税は全額、東日本大震災で被災した子供たちを支援している「Support Our Kids」に寄付される。
初のフォトエッセイに続き、5月3日からは「Mao Thanks Tour」を始動させるなど、今まさに「第二の人生のスタートライン」に立っている浅田。これからの活動に注目だ。
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(文/しらべぇ編集部・根室 ひねき)