あなたならどうする? 大切な人に生命保険の加入をお願いされたら…

保険外交員が大変なのは、わかるけど…

2018/06/19 07:30


(chachamal/iStock/Thinkstock)

家族や友人は、見えない心の絆で結ばれている。そんな大切な人からお願いをされると、断りにくいから困ったものだ。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「生命保険について」の調査を実施。

「付き合いで生命保険を契約したことがある」と答えた人は22.6%と、全体では少ない割合である。


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■親戚のおばさんに頼まれ…

年代が上がるほど、付き合いでの生命保険加入が多くなる。

付き合いで生命保険年代別グラフ

年齢を重ね、人との付き合いが増えてると、さまざまな勧誘を受けるようになるのだ。

「親戚のおばさんが保険外交員をやっていて、最初は親がターゲットだった。そして就職すると、私にまで話が…。最初は断っていたけどあまりにしつこいから、仕方なく加入。


そこから先も新しいプランに変えるなど、おばさんの業績にはかなり貢献をしたと思う」(40代・女性)


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■自営業は付き合いが多い

職業別では、会社員よりも自営業が多くなっている。

付き合いで生命保険職業別グラフ

大事な顧客が相手の場合、断りにくいのだ。

「長い付き合いのお客さんに頼まれると、なかなか断れない。それで関係が悪化すれば、そちらの損失も大きいから。とはいえなんでもOKしているとお金がいくらあっても足りないし、断る勇気も必要なんだけれど…」(40代・男性)


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■断らないときりがない

いくら付き合いでも、生命保険はそれなりにお金がかかる。

「付き合いだからと入っていたら、きりがない。しかも生命保険なんて払い続けるものなんだから、ライフステージの変化で家計を圧迫することにもなりかねない。


付き合いといいながら、相手は自分のノルマしか考えていないことも多い。こちらにとって最適なプランでなく、自分にとって都合がいい商品を勧める場合だったあるし」(30代・男性)


付き合いの場合、商品内容がよくわからないままに契約してしまうパターンも多い。

「ネットで調べれば情報がたくさん手に入る時代だから、わざわざあちらから勧めてくるようなものを買う気にはなれない。


付き合いがあるのはわかるけど、そのためにもっとお得なものを蹴って、高くて自分に合わないものに入っても意味がないから」(40代・男性)


付き合いも大切だが、生命保険のせいで生活が苦しくなるのは本末転倒である。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)
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