メンタルの弱さが原因? 体調不良が続くと「死ぬのでは?」と思う人たち
病院できちんと診察を受けるのが、最善の方法といえるだろう。
体調が優れないときには、弱気になってしまうもの。「このまま死んでしまうかも…」と、考えてしまうこともあるかもしれない。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。
「体調が悪いときには、死を意識してしまう」と答えた人は、全体で21.3%。さすがにそこまで思う人は、少ないようだ。
画像をもっと見る
■楽観主義と悲観主義
性年代別では、50代の女性が一番多くなっている。
ただ年代や性別による規則的な変化は見られず、各自の性格がなによりも影響していると考えられる。
「若い頃は少し無茶してもどうってことなかったのに、今は残業が続くだけで疲労感がすごい。確実に年を取っているなと感じ、『死にも近づいてきたな』と思うことも…」(30代・女性)
ポジティブな人は、同じ状況でも次のように思う。
「年を取れば、体にガタがくるのも当然のこと。『全部、年のせい』って思っていれば、それほど不安はない」(40代・男性)
関連記事:50代女性9割が「コロナ機会に感染症に強い社会を」 検査体制に不満の声も
■日頃は死にたいけど体調が悪いと生きたい
ネガティブな感情が日頃から強い人は、常に死を意識して生きている。
「普段からメンタルが弱いほうなので、少し嫌なことがあったら『死にたい』なんて思ってしまうタイプ。
だけど風邪で熱が出たり原因不明な痛みなどが起こったりすると、『これって、悪い病気? 死にたくない!』とか思うから勝手なもの。きっと本当は、とても生きたいんだと思う」(20代・女性)
関連記事:衰弱した息子を自宅で世話し続け… がんで死亡させた両親が虐待容疑で逮捕
■自営業やフリーランスが多い理由
職業別では、商工サービス自営と自由業が比較的多い割合である。
彼らは、体調を崩すのをなんとしても避けたいのだ。
「体調不良で働けないことは、僕らの仕事では『死』みたいなもの。その病気で死ぬ不安だけでなく、お金がなくて社会的に死んでしまう不安が大きい。自分の仕事は、日頃の体調管理がとても重要だと思う」(30代・男性)
あまりに悪く考えても、さらに精神的に落ち込むだけだ。病院できちんと診察を受けるのが、最善の方法といえるだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)