アイドルオタクもさまざま… 推しメンしか興味がない人を批判する箱推しも
推しメンにしか興味がない「単推し」とグループ全体が好きな「箱推し」。
昨今のアイドルは、グループで活動をするパターンがほとんどだ。そんな中で、自分の「推しメン」を見つけるのが楽しいのだろう。
そこからグループ全体に興味を持つ人もいれば、1人のメンバーしか応援しない人もいる。アイドル用語で、「単推し」といわゆる人たちだ。
■推ししか興味がない「単推し」
しらべぇ編集部では、全国20〜60代のアイドルファンの男女165名に「推しメンについて」の調査を実施。
「推しメン以外に興味がない」と答えた人は、全体で35.8%。グループではなく、単推しをするファンも一定数いるのだ。
「僕はもともとアイドルファンではなかったけど、たまたまテレビに出ていた乃木坂の生田絵梨花ちゃんに興味を持った。
そこからだんだんとハマるようになったので、完全な単推し。曲は聴くけど、他のメンバーにはそこまで深く興味はない感じ」（30代・男性）
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■アイドルに本気で恋する
アイドルファンの間には、さまざまな専門用語がある。「ガチ恋」も、その一つだ。
「僕はいわゆる『ガチ恋』と呼ばれる、アイドルに本気になっているタイプのオタク。本人の前ではそんな気持ちを出さないけど、接触が増えるほどに嬉しい気持ちと同時にむなしさが心に広がる。
彼女もいつかアイドルを辞めるだろうけど、そしたら僕もオタク卒業かな。グループ自体には、あまり興味がないし」（20代・男性）
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■箱推しこそアイドルを応援する醍醐味
グループ全体を応援することは、「箱推し」と呼ばれている。箱推しこそ、アイドルを応援する醍醐味だとの意見もあるほどだ。
「アイドルは知れば知るほど、箱推しになるようにできていると思う。ストーリー性がしっかりとしたグループなら、なおさら。
僕の周囲のオタクは、『推しはいるけど、箱が好き』って人がほとんどだし」（30代・男性）
グループ愛のあるメンバーならば、本人も箱推しになって欲しいと思っているのかも…。
「アイドルグループは、それぞれの個性が混ざり合う化学反応を楽しむものだと思っている。
推しにしか興味がない人の中には、メンバーみんなで作り上げたものをちゃんと見ていない人もいる。それでは推しであるメンバーも、寂しいんじゃないかな？」（30代・男性）
アイドルの応援の仕方も、それぞれに違うようだ。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代アイドルファンの男女165名 （有効回答数）
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