中尾彬と池波志乃が語る終活のコツが豪勢 「まずは家から捨てる」
ねじねじ200本が捨てられたエピソードも飛び出す。
中尾彬(75)と池波志乃(63)が、『終活夫婦』(中尾彬・池波志乃/講談社)を出版。13日、紀伊國屋書店新宿本店にて出版記念記者会見が開催された。
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■中尾が語る豪快な終活エピソード
「終活のコツはまずは大きいものから捨てていくんだ」と語る中尾。終活については、まったく知らなかったが、とあるインタビューでその言葉を知り、興味を持ったのだという。
「やっぱり、一番大きなものは家だね」と、いつものゆっくりとした口調で語る。集まった記者陣の予想の斜め上を行く回答に、会場でどよめく。補足するように「家が3つあるんだ」と言葉を足して納得だが、豪勢な話である。
池波から「普段の住まいやアトリエの他に、セカンドハウスがありました。マンションを購入してあったんです。移り住む予定も考えていたんですけど…」と、3つあった持ち家の概要が伝えられる。
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■遺書作成も終活も楽しくやるのがコツ
終活のコツは、大きなものを捨てるだけでは、もちろん終わらない。次に捨てるものは、「数の多いもの」と語る中尾。
大量にある写真の処分をしたエピソードを池波が語る。「色んな人が色んな場所で一緒に写真を撮ったからと送ってくれますが、正直、『この方は誰だろう』となる写真も多いんです」と、スター夫婦ならではの写真事情が飛び出す。
中尾も「そろそろ亡くなった人も多くてね。思い出せない人も多い。だから、30枚から40枚ほどに整理したよ。我々の世代の写真は紙だからね。データと違って、かさばるんだ」と、ゆったりと語る。
残したのは、結婚式や若い頃の写真を厳選して一気に処分してしまったという。「写真なんかより大事なのは、こことここに残しておけばいいんだよ」と中尾が自身の頭と胸を指してみせる。
「墓選びも、終活もね。楽しんだほうがいい。そのためには元気な時にやるべきだね。遺書なんかはやってみると、色んなものが整理されて気持ちいいよ」と、ニッコリ。