会話の糸口それしかないの? 独身者に結婚のプレッシャーを与える会話
「結婚はまだ?」などの会話で、プレッシャー。
独身者たちは、親や親戚から結婚のプレッシャーをかけられることが多々ある。敏感になっている心には、何気ない一言さえ面倒に感じるものだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名に「会話について」の調査を実施。
「結婚の話をしてくる人は面倒だと思う」と答えた人は全体で35.1%と、やはり一定数はいるようである。
■独身者の前で結婚の話は…
結婚していない人のほうが、圧倒的に多い割合なのも印象的だ。
夫婦仲がうまくいっている既婚者なら、結婚の話をたくさんしたいだろう。
「今が一番幸せなときなので、結婚生活の話はひたすらしたいくらい。これでも我慢しているくらいだけど、周囲の人はきっとうっとうしいと思っているかも」(20代・女性)
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■会話の糸口のつもりが…
独身者に結婚の話をしてくる人は、決して悪気はないという。
「独り身の人に対する会話の糸口が、『いい人、見つかった?』などのボキャブラリーしかないんだと思う。
本人は楽しませようとしているのかもしれないけど、逆に不快感を与えるパターン」(40代・男性)
親が心配する気持ちは、理解ができるものの…。
「親としてはやっぱり、生涯独身のままだと心配なんだと思う。気持ちは嬉しいけど、したくもない結婚を無理にするほうが不幸だとわかって欲しい」(30代・女性)
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■結婚話の裏にはデリケートな問題も
年配者には、結婚するのが当然だと思っている人も多い。
「私は結婚願望がゼロ。それなのに、誰もが結婚したいと思っているって考えで話を進めてくるから、まったく噛み合わない。でも適当に話を合わせていたら、知り合いを紹介しようとしてきた人がいるし…」(30代・女性)
結婚の話の裏には、デリケートな問題も抱えている。
「LGBTなどデリケートな問題の可能性もあるから、結婚の話を出すのはもっと慎重になったほうがいいんじゃないのかな。うちの親の世代とかは、昔の考えから抜けられないから仕方がないけど。
若い世代がどんどん多様化する社会を受け入れていっているので、この先に期待したい」(30代・男性)
結婚話を持ち出してくるお節介な人たちは、今後、減少していくのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代会社員の男女1,344名(有効回答数)