仕事するのにカラオケはあり? ビッグエコーではビジネスプランも
カラオケボックスは個室なのが大きな魅力だが…。
会社以外で仕事をする場合、自宅のほかカフェやコワーキングスペースなどを利用するのが一般的だ。それならば、個室であるカラオケルームも活用できるのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名に「カラオケについて」の調査を実施。
「仕事するためにカラオケルームを利用したことがある」と答えた人は、全体で8.4%と1割を切る少ない結果に。カラオケボックスなどで仕事をしようと考える人は、ほとんどいないのが現状だ。
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■机が低くてパソコンが使いにくい
性年代別では、すべての年代で女性よりも男性の割合が高くなっている。
20代から30代の男性が他の世代と比べて多くはなっているが、それでも1割程度。仕事をするのに、カラオケルームは向いていないと考える人が多いようだ。
「個室なのは嬉しいけど、机が低すぎてソファーに座ってパソコンを使うのが難しい。やっぱりカフェが、パソコンを使うのにはちょうどいい」(30代・男性)
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■仕事のはずが歌ってしまい…
カラオケで仕事を試みたが、つい歌ってしまった人も。
「個室で集中すれば仕事も片付くだろうと思い、一人でカラオケに行ったことがある。ただカラオケの誘惑のせいで、仕事に集中できなかった。
結局『ヒトカラ』を楽しんでしまい、仕事どころではなくなってしまった」(30代・男性)
設備が仕事に対応していないとの意見もある。
「仕事するなら、電源とWi-Fiは欲しい。カラオケにはコンセントはあるだろうけど、勝手に使うのはいけないだろうし。Wi-Fiもないところが多いから、あまり仕事には向かない」(30代・女性)
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■ビッグエコーのカラオケプラン
大手カラオケチェーン「ビッグエコー」では、ビジネスプランを実施している店舗がある。平日の開店時間から19時までなら、フリータイム1,500円(税別)で利用できるそう。電源タップの貸出やWi-Fiの利用もあるので、個室でゆっくりと集中して仕事ができるのは魅力といえる。
カラオケ店側も社会人をターゲットにすることにより、閑散時の活用を期待しているのだろう。
今後、ビジネスマンをターゲットとしたカラオケが、さらに広がることに期待したい。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代男女1,342名 (有効回答数)