安住アナ、自殺した川田亜子アナへの後悔に涙 「フリーにならない理由」との推測も
『安住紳一郎の日曜天国』で、安住紳一郎アナが練炭自殺で亡くなった元TBSアナ・川田亜子さんへの後悔を語った。
「どんな謝罪をもっても許されない」。TBSの安住紳一郎アナウンサーが、08年に自宅近くの路上に停めた車の中で練炭自殺を図った元TBSアナ・川田亜子さん(享年29)について、27日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)で後悔の思いを語り、話題になっている。
■「もう少し何かできたんじゃないかな」
この日、仕事に対する価値観で田中みな実アナとの対立し、お煎餅をきっかけに仲直りしたというエピソードを披露した安住アナ。「すみません、ちょっと待ってください」と振り絞るように声を出し、川田さんの10回となる命日について触れる。
練炭自殺をした川田さんに「もう少し何かできたんじゃないかなと、10年変わらずにずっと考えています」と嗚咽を漏らしながらも思いを明かしていく。TBS時代の川田さんは、仕事のやり方が少し強めだったこともあり「孤立してた時期があった」と語る。安住アナもまた当時は孤立しており、そんなときに川田さんから「安住さん、私と手を組みませんか?」と相談されたという。
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■「どんな謝罪をもっても許されない」
そのときのことを思い出した安住アナは「多分、川田は俺に甘えに来ただけだと思うんだけども。俺は俺で『お前とのやり方は違う。お前はそのやり方で仕事が煮詰まったんじゃないか』っていうことで、少し突き放してしまって。その後、彼女は自殺してしまうんだけど、本当に、その時のことを後悔しています。そして、川田さんのことを大事に思っていた人には申し訳なく思っています」と話す。
そして、「10年経ってこんなこと言われてもと思うんだけど、本当に、どんな謝罪をもっても許されないことだと思って。俺が、この放送局のアナウンサーを続けているかぎりは…川田のことを考えてあげたいってずっと思ってるんです」と涙声で思いを訴えた。