平井理央が女優として切り開く新境地 演じて気づいた「アナウンサーとの違い」とは
元フジテレビ局アナで、活躍の場を拡げる平井理央。ドラマ『婚外恋愛に似たもの』にも出演する。
元フジテレビアナウンサーの平井理央。2012年にフリー転身した後は、アナウンサーやバラエティ番組出演に加えて、ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)で、女優としても活動している。
さらに、宮木あや子原作のdTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』で、栗山千明、安達祐実、江口のりこ、富山えり子とともに「アイドルにハマる30代女性」を演じることになった。
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■アナウンサーと女優の違いとは
フジテレビ入社前に「おはガール」やモデルなどとして活躍していた時期はあるものの、アナウンサーと女優では、どのような違いを感じているのか聞いてみた。
平井:アナウンサー時代も、ナレーションだったり「声で演じる」ことはありました。ただ、ドラマでは目線や指の動きなど、すべてが写ってしまう。まったく違う表現のやり方だな、と思います。
「この女優さんはどういうふうに表現されているのかな」と考えながら、ドラマを見るようになりましたね。とくに目線は、アナウンサーと大きく違うので、「みなさん、どこを見ているんだろう」と思って。ドラマでは「カメラ目線」は少ないですから。
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■女性の「ヒリヒリするような」リアル
平井は、今年35歳。ちょうどドラマの設定と同い年になる。
平井:原作を読んで、「この人のこの部分は共感度が高いな」といったところが少しずつありました。
あと、みんなで集まって会話するシーンで、それぞれが頭では全然別のことを考えてるとか、女性のヒリヒリするような感じがリアリティがあります。
また、個性豊かな5人の組み合わせによっても、それぞれが見せる顔つきが異なるという。
平井:セレブ主婦やバツイチ、普通の家庭、独身、さまざまな状況の女性が登場しますが、誰が集まるかによって関係性が変わるんですね。この人とはこういう話をするけど、こちらとはまた違うテーマで話す、みたいな。このあたりも、女性のリアルだな、と思います。