一方通行逆走のパトカーに反則切符 「指導を徹底する」との警察コメントに疑問の声
反則切符を交付された警察官は「標識に気づかなかった」としている。
10日、大分県警臼杵津久見署の巡査部長がパトカーで一方通行の市道を逆走し、反則切符を切られていたことが報じられた。
インターネット上では、同署副署長の「指導を徹底し再発防止に努める」とのコメントに疑問の声があがっている。
■「標識に気づかなかった」
報道によると、50代の巡査部長がパトカーで大分県津久見市内をパトロール中、一方通行の市道を逆走。パトカーの助手席には、20代の巡査も同乗していた。
大分県警臼杵津久見署は、現場を確認するなどして巡査部長に道路交通法の通行禁止疑いで反則切符を交付。しかし巡査部長と巡査は、このことを上司に報告せず、外部からの指摘で明らかになったとのことだ。
2人は「標識に気づかなかった」として逆走を認めており、同署副署長は「指導を徹底し再発防止に努める」と述べたことが報じられている。
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■副署長コメントに疑問の声
今回の報道を受け、インターネット上では「副署長コメント」に疑問の声があがっている。「指導を徹底」するのではなく、気づきにくい標識の改善を最初にすべきであるという意見が見られた。
「これは逆走した警官が悪いというよりも、そもそも標識あるいは道路自体に問題があるんじゃないのか」
「『気がつかなかった』が見えにくくてなのか、たんに見落としなのかで変わってくると思うんだけど。前者なら見えやすく改良すべきだろう」
「現職警官でさえ見落とすレベルなんだから標識を増設したりすべき箇所なんだろうけど、たぶん『取り締まりに格好の場所』としてそのままにしとくんだろうな」
「『再発防止に努める』じゃなくて、やっぱ見づらいから標識を見やすく変えよう! とはならないのか」
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■警察の交通違反取締りは卑怯?
しらべぇ編集部では以前、全国20~60代の自動車を保持する男女839名を対象に「警察の交通違反取締り」についての調査を実施。結果、半数以上の割合の人が「警察の交通違反取締りは卑怯だと思う」と回答していた。
半数以上の人が「卑怯」だと感じている警察の交通違反取締り。反則切符を切られているとはいえ、パトカーによる一方通行逆走に多くの人が呆れているようだった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の自動車所有者839名(有効回答数)