倉敷市への支援物資に「秋冬の衣服」 受け入れ休止に「押し付けるな」と怒りの声
「平成30年豪雨」で甚大な被害を受けてた岡山県倉敷市が、支援物資の受け入れを一時休止した事情とは…
「平成30年豪雨」によって、甚大な被害を受けている岡山県倉敷市が、支援物資の受け入れを一時休止することを発表。
被災地がストップサインを出した事情の1つに、インターネット上では怒りの声が相次ぐ事態となっている。
■配送が滞ってしまった
10日、倉敷市は配送作業が滞っているとして、支援物資の受け入れを一時的に休止することを発表。
多くの自治体様や企業様等より支援物資をいただいており、本当にありがとうございます。被災された皆様に全力でお配りしておりますが、配送作業に滞りが出てきましたので、一時的に支援物資の受け入れを休止させいただきます。今後、必要となる物資はその都度情報発信しますのでご理解をお願いします。
— 倉敷市 (@Kurashiki_City) July 10, 2018
また「NHKニュース」によると、甚大な被害を受けた倉敷市には、全国の企業や市民から食料品や衣料の支援が相次いで寄せられ、それらは真備総合公園の体育館に集められていた。
しかし、物資を置くスペースが足りないことや、仕分け作業にあたる職員の不足により、避難所への配送作業が滞ってしまったことから、10日より支援物資の受け入れを一時休止することを決定したという。
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■「秋冬の衣料なども多数、スペース足りない」
また、倉敷市は「被災者のニーズに合っていない秋冬の衣服なども多く提供されている」とし、これらが貴重なスペースを圧迫している現状もあるという。
「今後必要とされている物資をしっかり届けるためにも、休止に理解してほしい」と、訴えている。