一人のほうがなにかと楽なので… 恋人が欲しいと思っていない人たち
恋をする余裕もない人が、世の中には増えたのかも。
「若者の恋愛離れ」は、嫌というほど言われている。その人たちは、そもそも恋愛がしたくないのかもしれない。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代恋人がいない独身者の男女504名を対象に調査を実施した。「恋人が欲しいと思っていない」と答えた人は、全体で37.5%。一定数の人たちは、恋人と一緒にいるより一人でいたいと思っているのだ。
■男女共に出会いがないと思っている
性年代別では、男女共に50代以上から割合が増えている。
40代までは恋人が欲しいと思いながらも、なかなかできない人も多いようだ。
「できることなら今でも彼氏は欲しいって思っているけど、出会いがほとんどない。いいなと思った同年代の人は、ほとんどが結婚しているし…」(30代・女性)
男性も、同じようなことを思っている。
「いい人がいれば、付き合いたいなとは思う。ただ今は男性が多い職場で働いているので、女性と知り合う機会があまりなくて…」(30代・男性)
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■恋愛には向いていない
今は一人のほうが、気が楽だと思っている人もいる。
「何度か付き合ったことがあるけど、長続きしなかった。もともと一人が好きなので、気を遣うのが面倒だと思ってしまって…。
自分はそれほど興味がないものに付き合うのも、楽しさがわからない。今は、『自分には恋愛は向かない』と思うようになった。一人でいるほうが、やっぱりなにかと楽」(30代・男性)
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■体力と気力とお金が…
恋愛をするには、体力と気力が必要である。
「今は仕事が忙しいので、それをこなすので精一杯。せめて休みの日には、ゆっくりとしたいと思う。彼女がいたら、週末も出かけないといけないから体力を使う。
また些細なことでケンカすれば、精神的にも負担がかかるし…。そう考えると、一人でいるほうがいいかなと思っている」(20代・男性)
お金がかかるとの意見も、かなり多い。
「収入があまり良くないから、日々の生活でギリギリの状態。彼女ができればたとえすべてを割り勘にしても、今よりもお金が必要になるから。そもそも、こんなにお金がない男を恋愛対象にしてくれる女性がいないと思う」(20代・男性)
恋をする余裕もない人が、世の中には増えたのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代恋人がいない独身者の男女504名(有効回答数)