村田修一選手、事実上の引退表明に惜しむ声多数 「巨人に行かなければ」と嘆きも
今季のNPB球団復帰がなくなった村田修一内野手が記者会見。去就について彼らしい発言。
横浜ベイスターズと読売巨人軍で活躍し、今年はBCリーグ栃木でプレー中の村田修一内野手(37)が1日、記者会見で「来年ユニホームを着て、どこかで野球を続けるのは考えにくい」と表明。
「引退」を明言しなかったものの、今季限りで現役を退く意思を示した。
■昨年10月に巨人を自由契約
村田内野手は昨年10月巨人を自由契約に。2017年シーズンも100安打・14本塁打とまずまずの結果を残していたことから、契約する球団が現れるものと思われた。
ところが各球団とも獲得に消極的で、春季キャンプが始まる2月になっても移籍先が決まらず。村田内野手は苦渋の決断として、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団し、現役を続行しながらオファーを待つ。
しかし契約の話はなく、7月31日で各チームが選手を獲得できる補強期間が終了。その去就が注目されていた。
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■「野球を続けるのは考えにくい」と発言
栃木県内のホテルで会見を開いた村田内野手は、来季以降「NPB復帰を目指さない」ことを明言。そして「来年ユニホームを着て、どこかで野球を続けるのは考えにくい」と事実上の引退宣言とも取れる発言を行う。
ただし、「引退」の2文字は口にせず、「今日この時点で引退するという発言はしたくない」とコメント。栃木ゴールデンブレーブスの一員として最終戦までプレーする意思を見せた。
BCリーグでは7月31日現在3割5分2厘、9本塁打、44打点と力の違いを見せつけている村田内野手。来季以降は引退が濃厚ではあるものの、今季は独立リーグの現役選手として、残りのシーズンを全うするということのようだ。