立川志らく、落語界を痛烈批判 「ビートたけしの落語の方がはるかに面白い」
『梅沢富美男のズバッと聞きます!』に、落語家の立川志らくが出演した。
29日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)に、落語家の立川志らくが出演。高座以外にも俳優業や執筆活動など、さまざまな分野で人気を博している。
中でもテレビ出演が増えたことで、その痛快な毒舌ぶりが広く知られるようになった。番組では、そんな志らくが、テレビ界へ進出することとなったきっかけについて迫る。
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■ブレイクタレント第1位
2017年上半期のブレイクタレント第1位(ニホンモニター調べ)にも輝き、テレビタレントとしての地位を確固たるものとした志らく。
本業の落語では、独演会を1度行なうだけで一般的なサラリーマンの給与数カ月分の収入が得られるのだと豪語する。月に10日も働けば、十分にいい暮らしができるのだという。
にもかかわらず他分野へ進出し、55歳という年齢にして休みなく働き続けているのには、もちろん明確な理由がある。番組では、志らくのとある1日に密着した。
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■来る者は拒まない立川一門
総勢20名もの弟子を抱える志らくは、立川一門で最も弟子の人数が多いのだそう。というのも、「来る者は拒まず」の方針なのだとか。これには師匠・立川談志からの教えが、色濃く影響している。
「日本の大学は入るのが難しくて出るのが簡単。欧米の大学は入るのは簡単で出るのが難しい。それと同じで、来た者は入れちゃおうと。その代わり、出世するのは大変だよ」と志らく。「談志もそう(いう方針)だった」と説明した。
才能ある者、やる気のある者はいずれ必ず伸びる。しかし、まだ能力のない最初の時点で門戸を閉ざしてしまうと、その可能性を摘んでしまうことになる。であれば、とりあえず希望者は弟子に取ろうという考え方だ。
もちろん玉石混交にはなるだろうが、「弟子入りできただけで安心してしまう」タイプの人間を弾くことにもつながる。弟子自身の自己責任が問われる環境であり、慣習に盲従しない立川一門らしいスタンスと言えるだろう。