自分は普通より頭が悪い… 勉強ができる人でさえ思ってしまう理由とは
「頭がいい」って、どのような人を指すのだろうか…。
頭がいいか悪いかは、なにによって決まるのだろうか。勉強ができても応用が効かない人だと、評価しにくいもの。しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「頭脳について」の調査を実施。
「自分は普通の人よりも頭が悪いと思う」と答えた人は全体で31.8%と、3人に1人もいることが判明した。どのようなところで、頭が悪いと思うのだろうか。
■甘やかすのは将来的にその人のためにならない
性年代別では、20代から30代の女性が高くなっている。
若い女性だからと甘やかされると、優遇されているように感じる。しかし長期的に見ると、当人にとってはマイナスにしかならない。
「小さい会社で、若い女性は私一人しかいない。周囲の人たちはとても甘やかしてくれるので、仕事であまり頭を使うことがなくて…。いい環境だと思うけど成長の機会はないから、このままでいいのかなと悩むことはある」(20代・女性)
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■社会に出ると学力よりも地頭力が大切に
勉強ができる人でさえも、頭が悪いと思っている場合もある。社会に出てから「頭がいい」とされる人は、学力とは別の部分が秀でているという。
「うちは教育熱心なほうだったから、勉強はそこそこできてそれなりにいい学校を出たと思う。ただ勉強だけできたところで、社会ではやっていけない。
勉強には厳しい母親ももっと大切な社会性については、まったく無関心だった。今はコミュニケーションの部分で苦労していて、学力よりも地頭力のほうが大事だなと実感している」(20代・男性)
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■仕事が合っていないだけ?
自分をネガティブ思考だと思っている人は、4割以上も頭が悪いと思っているのだ。なんでも悪いほうに考えてしまう人は、自分の評価も低くなるだろう。
「仕事ができなく『頭が悪い』と思っているのなら、自分に合っていないだけの可能性が高い。私も前の職場では『使い物にならない』と判断され、『自分はなんてバカなんだ』と思っていた。
でも今の職場では、逆に即戦力と評価されている。今まで自分を責めていたのが嘘のようで、自信が持てるようになった」(30代・男性)
自信を失うことで、さらに自分を責める悪循環に陥っているだけかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)