熊本市議が「のどあめ舐めながら質疑」で懲罰に 行き過ぎた市議会の対応に疑問の声
議論は熊本市議会の態度にまで及ぶ
28日、熊本市議会に緒方夕佳市議(43)が質疑のために登壇。このさい、緒方市議が「のどあめ」をなめながら質疑を行ったことがその他の議員たちの非難の的となり、議会は紛糾。最終的に緒方市議に懲罰動議がかけられる事態となった。
■英メディアが相次いで報道
この騒動は国内だけにとどまらず、英国でも大きく報道された。保守系紙である『デーリー・テレグラフ』は
「柔軟性を欠いたエチケット、規則、上下関係でがんじがらめに束縛された社会に光が当たった」
と批判的に報道。加えて英国の左派系紙である『ガーディアン』も騒動に着目、
「日本の親、とりわけ母親は、保育所も足りない中、仕事と子育ての両立という困難に直面している」
と日本国内の女性活躍に関する問題と紐づける形で騒動に触れた。
英国メディアで相次いでこの騒動が報じられた背景には、緒方市議が2017年11月に自身の子供を議会に登壇。厳しいバッシングも含めた、議論を巻き起こしていたことがあると考えられる。
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■国内 「プロ意識に欠ける」「女性の労働問題とは異なる」の声
国内では、今回の騒動に関して賛否両論が巻き起こっている。緒方市議を擁護する声が聴かれる一方、緒方市議のそもそもの議員としての資質や海外メディアが今回の騒動を女性の活躍問題と結びつけることに対する非難の声も聴かれた。
「女性問題とは全く別の次元だと思います。口に物入れて普通に喋れるのでしょうか?」
「普通議会でのど飴舐めながら答弁はしないし、それは男性であろうが女性であろうが批判されるべきことだ。」
「議員が発言するのはある意味仕事です。そこでのどが痛いからのど飴舐めながらというのは、プロ意識がゼロだと思います。」