目黒区虐待死、専門委が香川児童相談所の問題指摘 その報告に「責任転嫁やめろ」と怒りも
目黒区虐待死について専門医が香川県の児童相談所の問題事項を指摘。ネットでは議論が紛糾している。
東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が虐待を受けて死亡した、あの痛ましい事件から半年が経過した。そんな中、厚生労働省の専門委員会は3日、児童相談所(児相)や自治体への調査結果を盛り込んだ報告書をとりまとめた。
■虐待の可能性「高い」とせず
委員である大学教授や医師らが、児相や自治体の職員に聞き取りや書面で調査を実施。引き継ぎ前後の経緯や、実際に引き継ぎがどのように行われたかの事実確認を行ったという。
報告書は、まず最初に結愛ちゃんと関わった香川県の児相の対応の問題点を指摘。父から暴力を受けてケガをし、結愛ちゃんが「家に帰りたくない」と話しているとの情報提供を医療機関から受けながら、虐待の危険性が高いとは判断しなかったことに言及。
さらに、一時保護するかどうかの判断基準となる情報を記入する「アセスメントシート」を作らなかったことも問題視しているとのことだ。
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■「責任転嫁はやめろ」と怒りの声
この報告を受けて、ネットでは「本当に悪いのは父親」「責任転嫁はやめろ」と怒りの声が相次いでいる。
・香川県に責任転嫁するのはやめよう。東京が地方に責任転嫁とは余りに安易で醜い。虐待両親が香川にいた時期は要注意人物として厳重に監視下に置かれていたと思うよ
・なんで香川の児童相談所が責められるんだ。管轄外になったのに心配だからわざわざ区に連絡したのに。どちらかと言えば区がもっと真剣に対応すればいいのに軽く考えてたんじゃないの
・ぶっちゃけ、普通の人が1人2人で行っても対応出来ないようなモンスター系の親も居る訳じゃない? 言うだけは楽だけど、実際に関わるとなると、担当者も恐い部分があると思うのよ