日大・水泳部で1年生の首吊り自殺が発覚 池江璃花子選手を心配する声が相次ぐ
日大、今度は水泳部に相次いで文春砲が炸裂
日本大学水泳部の当時1年生の選手が、東京・目黒区内の学生寮と隣接するプールの女子更衣室で、首吊り自殺していたことを『文春オンライン』が報じた。
公にされたショッキングな事案に、インターネット上が騒然となっている。
■1年生が女子更衣室で首吊り自殺していた
『文春オンライン』によると、2016年7月、A選手が自殺を図ったことを受けて、当時は警察当局の捜査が入る異例の事態となったものの、この事案が公にされることはなかったという。
A選手は水泳部の寮で生活しており、その日の朝も通常通り練習に参加していたのだそう。しかし、昼前に女子更衣室で緑色の延長コードのようなもので首を吊った状態で発見されたという。
水泳部の上野広治監督は、当時部員に対して詳しい説明はせず。A選手の自殺を「部外秘」とし、寮の学生は外出禁止、さらにSNSの更新を禁止する指示だけが徹底されたという。
関連記事:体操女子・リオ代表選手にコーチが馬乗りで頭を殴打 「暴力では強くならない」と怒号
■選手の自殺認めるも「原因は分からない」
上野監督はその後A選手の自殺を認めたうえで、A選手の自殺の原因については「警察も大学も調べたが分からない」とし、水泳連盟にも報告したが、遺族から「事故扱いにしてほしい」との申し出があったと明かしている。
上野監督自身は、休部や活動停止も考えたそうだが、遺族から「翌朝から通常通り練習してほしい」と言われたため、練習も試合も続けてきたのだそう。