京成線が「塩害」でストップ 悪天候でも「最強」の呼び声高い路線の意外な弱点に驚きの声
早急な復旧が望まれるとともに、しっかりとした原因究明に期待したい。
10月5日JR京成線が、塩害によるものと思われる送電トラブルのため全線にわたり運転を見合わせた。内房、外房、京葉線など計9路線で遅れや運休など影響が出ている。
■台風24号による塩害の影響か
問題が発生したのは5日午前7時45分ごろ。京成線西登戸駅で停電が発生、京成津田沼駅―ちはら台駅間で運転を見合わせることになった。
その後、同日午前9時30分頃、両駅間以外の沿線で、架線からの出火が確認。設備点検のため、最終的に運転見合わせ区間は京成線全線に拡大している。
京成電鉄によれば今回の送電トラブルは1日に起こった台風24号の影響によって、引き起こされた塩害が原因である可能性が高いとのこと。ただ、いまだ、原因ははっきりとしておらず、現在原因究明にあたっているという。
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■悪天候でも止まらない「最強」と呼ばれる京成線
千葉県内を走る鉄道の中でも比較的運行が止まりやすい鉄道として知られるのが京葉線だ。それに対して、京成線は悪天候でも止まらないことで知られ、一部では「最強」の鉄道として認知されていた。
これまでも、豪雨、豪雪の中、問題なく運行しており、
「京成線が止まらない限り、それは自然災害ではない」
といったジョークも見かけられるほど、京成線の自然災害に対する強さには、信頼がよせられていたのである。