がっかり経験者は約3割も… ビジネス書をタイトル買いして失敗した割合を大調査
自己成長に欠かせないビジネス書。魅力的なタイトルが多いけれど…
社会人になると、「より成長したい」「問題を解決したい」「スキルを身につけたい」…様々な理由で、ビジネス書を手に取る機会が増える。
一方で、悩みを解決してくれそうなタイトルに惹かれ購入したら、全く役に立たずがっかりした…なんて経験がある人も少なくないのではないだろうか。
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■4人に1人がガッカリ経験者
しらべぇ編集部は、全国20~30代男女1500名を対象に「書籍」についての調査を実施。その結果、「タイトルで興味を持ったビジネス書を読んで中身にがっかりしたことがある」と答えた人は3割に迫ることが判明した。
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■60代はタイトルに騙されやすい?
さらに、この「がっかり体験者」を男女・年代別にみると、女性はどの世代も2割前後であるのに対して、男性陣は年代が上がるにつれてガッカリ経験者が増えていることが判明。
60代男性に至っては43.3%と半数以上が「釣りタイトル」に釣られている結果に。男女で差があることから、女性の方が中身を慎重に検討した上で購入していることがうかがえる。
それとも、男性のほうが職業柄ビジネス書に触れる機会が多く年代と共に、ビジネス書に求める知識のハードルも上がってくることから「がっかり」してしまうのかもしれない。
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■タイトルと中身のギャップに残念の声
タイトル買いした経験について、ネットではこんな意見や言葉が…
「勉強しようと思ってタイトル買いしたビジネス書が、あまりにも役に立たない内容だった。知り合いの本じゃなくてよかった」
「タイトルを見てインスピレーション買いが中心なので、ハズレも多いのは仕方なし!」
「タイトル買いして「買うほどの本じゃなかったな」と後悔することの、なんと多いことよ。特にビジネス書」
「仕事効率化的なタイトルだったので、勉強のため書籍を購入した。実際は、根性論中心で、なんの役にも立たなかった」
多くの人が自身のスキルアップのために購入しており、タイトルと中身のギャップに驚いているようだ。 中には、ハズレも承知の上でタイトル購入している人も見受けられた。
書籍は毎月6000冊近く発刊されており、そんな中、書店に平積みしてもらうためには、タイトルと表紙のインパクトも重要となってくる。
タイトルだけで判断するのではなく購入者側が、きちんと中身を精査した上で購入を決めることが極めて大切だろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名