「オールスター戦」開催確実のプロレス 好きな人がどれくらいるか調べてみると…
ジャイアント馬場さん没後20年追善興行の開催が濃厚なプロレス。好きな人はどのくらい?
17日、1999年に死去した元プロレスラー・ジャイアント馬場さんの「没後20年追善興行」が来年2月に開催される方向だと判明。
馬場さん創業の全日本プロレスを筆頭に、新日本・NOAHなど国内団体所属選手が顔を揃え、さながら「オールスター戦」になる模様だ。
全国のプロレスファンは、どのような興行になるのか早くも胸を高鳴らせている。
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■人気が戻りつつあるプロレス
一時は総合格闘技の登場で低迷していたプロレスだが、昨今は業界最大手の新日本や『AmebaTV』で試合が放送されるDDTが盛況。人気が戻りつつあるといわれる。
一方でジャイアント馬場やアントニオ猪木のような老若男女に高いネームバリューを持つ選手が少なく、「マニアだけが楽しんでいる」との声も。そこで、しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,329名にプロレスについて調査を実施してみた。
結果、大好きと答えた人は4.2%と、残念ながらかなり低い割合に。まあまあ好きを合わせても、好意的な人はわずか21.9%と低調となった。
「プロレス人気が回復した」と断言するには、まだ早すぎるのかもしれない。
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■最もプロレスが好きな世代は…?
性年代別で見ると、最も好きな人が多かったのは30代男性で39.4%。故・三沢光晴さんや武藤敬司選手などが活躍した90年代に学生だった世代は、今でもプロレスを愛している様子。
またゴールデンタイムで放送されていた時期に青春時代を過ごした50代も37.8%と高め。一方で馬場・猪木世代の60代は26.4%と低調。時の流れとともに、興味を失ってしまったのだろうか。
一方、女性は軒並み割合が低く、1割を切っている世代も。プロレスは流血戦も多いだけに、拒否反応があるのだろう。
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■プロレスの魅力はどこに?
プロレス好きのAさんに魅力などを聞いてみた。
「格闘技は己の強さだけを争う競技ですが、プロレスはお客さんを楽しませる興行。1ラウンドで終わることなどはなく、しっかりと楽しめるポイントが用意されている。
それを『真剣勝負ではない』という人もいるけど、自分は色々な部分がファンタジーに包まれているプロレスが好きだし、そこが楽しいポイントなのではないかと思う。
最近はビジュアルの良い選手が多く、エンターテイメント性も強い。会場に行けば、興味がなくても楽しめると思いますよ」
様々な荒波を乗り越え、今日に至っているプロレス。昔と今の違いを確認してみるのもいいかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)