仙台で住宅が全焼し6人の遺体が発見 昨年起きた「ある火災」連想し放火を疑う声も
仙台市にある住宅1棟が全焼し焼け跡から6人の遺体が。ネットには放火を疑う声が。
18日未明、宮城県仙台市で、住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から6人の遺体が見つかった。ネットでは、昨年の「ある火災」を連想して、「放火では?」と疑う声も多くあがっている。
■乗用車など焼ける火災
18日午前2時20分ごろ、仙台市太白区の木造2階建て住宅から火災。火は、およそ4時間後に消し止められたが、住宅1棟が全焼したという。
住宅にはこの家に住む男性(72)とその妻(71)、長女(42)、次女(39)、長女の長男(8)と次男(5)の6人が暮らしていたとみられている。
いずれも火災後に連絡が取れておらず、同署は6遺体がこの一家とみて確認を急ぐとともに、出火原因を調べているとのこと。
通報した男性は、「『助けてくれ』と、女性の声が聞こえた」と話したそうだ。また、この家では昨年8月にも、駐車場に止めてあった乗用車などが焼ける火災があったという。
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■「放火では」と疑う声相次ぐ
昨年、同じ家で火災があったことから、ネットでは「放火では」と事件性を疑う声が多くあがっている。
・これは、放火じゃないか? 車が焼けた時点で犯人が捕まっていればと悔やまれる
・この家では、以前も車から変な音がしていたとか、この火事の時も同じような音がしていたとか、ただの火の不始末とかではないような気がする
・去年も車が燃えたのなら、おそらくガレージに放火された疑いは否定できない
・昨年のできごとから明らかに事件性を感じる。放火だったら許せない
一方で、「時間帯から見て放火の疑いがありそう」「家族内でトラブルがあって放火とか」と、別角度から放火を疑う声もあがっている。
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■「いたたまれない」と悲痛の声
焼け跡から6人の遺体が発見された残酷な火災。「助けて」という悲鳴や、遺体の状況などを知り、「かわいそうに」「いたたまれない」などと、悲痛の声が相次いでいる。
・かわいそうに。熱かったろう。怖かったろう。ご冥福をお祈りいたします
・これはいたたまれない…。子供たちは明日が当たり前に来ると思っていただろうに。火災原因をすぐに調べてほしい
・「助けて」って声、あまりに生々しすぎるな。きっとこれが最後の言葉だったんだろうな
・痛ましい事件だな。被害者のこと思うと、つらい
出火原因や詳しい火災の状況などについて、さまざまな憶測を呼んでる今回の火災。いち早く真相が究明されることが望まれる。亡くなられた方の冥福を祈りたい。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)