家族3人死亡で無理心中か 生き残った長男の恐怖体験に「一生トラウマ」と同情の声
大阪府枚方市の住宅で両親と長女が死亡。家に残された長男に同情の声が相次ぐ。
大阪府枚方市の住宅で、40代の両親と長女の3人が刃物で刺され、死亡したことがわかった。
無理心中とみられる事件に、ネット上では悲しみの声が相次いでいる。
■両親と長女が刃物で…
報道によれば、1日午前2時40分頃、同市の住宅で高校生の長男(16)は「部屋の外から姉の叫び声が聞こえる」と警察に通報。警察が現場に駆けつけたところ、この家に住む会社員の父親(48)、パートの母親(49)、大学生の長女(20)が血を流して倒れており、胸や背中には刺し傷があったという。その後、3人は死亡した。
事件当時、玄関には鍵がかけられ、父親の手元には血の付いた刃物が残されていた。この状況から、警察は父親が無理心中を図ったとみているとのこと。
関連記事:金に困り母と姉を「ラップで殺害」した男 その供述に沈痛な声
■ドアを開けてくる恐怖も…
部屋にいた長男にケガはなく、数分間ドアを押さえてその場をやり過ごしたよう。「部屋の扉を開けられそうになった」と話しているという。
また、近隣に住む住民によれば、死亡した父親らは「普通の家族」のよう。夫婦仲も良く、一緒に車を洗っていたこともあったようだ。