物議を醸す記者会見での「記者の質問」 違和感を覚えている人が多い現状が浮き彫りに
2018年も数多く開かれた記者会見。記者の質問に違和感を覚える人も
2018年は、なにかと記者会見が物議を醸す年だった。
日本大学アメフト部前監督の会見では、記者の質問に憤慨した司会者とバトルを展開したことが話題に。ほかにもテニス・大坂なおみ選手が不快感を示すなど、会見での「記者の質問」が批判を浴びている。
なかにはネットで情報を自ら発信できる時代だけに、記者会見そのものの「意義」を問う声もでるほどだ。
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■記者の質問についてどう思う?
記者会見での「記者の質問」について、世間はどう考えているのか。しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,537名を対象に調査を実施。
結果、「違和感を覚えたことがある」と答えた人は63.7%。かなり多くの人が、会見での記者の質問について疑問を持っている。
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■年代別で見ると傾向が
「記者の質問に違和感を覚えたことがある」と答えた人を年代別に見るとはっきりとした傾向が出た。
世代が上がることに割合が上がり、50代は7割以上が「違和感を覚えたことがある」と回答。昭和の時代はコンプライアンス意識が低く、会見する人間の心情を無視するような質問もあった。そのことが影響しているのだろうか。
また、年齢層の高い会社経営者などが若い記者に強い口調で「やりこめられる」シーンも多いだけに、「礼儀がなっていない」と感じるのかも。