Hな動画を見ている人は本当はどれくらい存在するのか 20〜30代女性も過半数が経験済み
ネット上にも数多くのコンテンツがあふれる成人向け動画。ビデオを借りるよりも気軽なこともあり、視聴経験者が増えているようだ。
かつてはレンタルビデオ店の「稼ぎ頭」のひとつだった成人向けビデオ作品。今や、レンタルに加えて、ダウンロードやストリーミングなど、パソコンやスマホなどでの視聴も拡がっている。
「AVを見ている」「AV大好き!」などと大っぴらに言う人は少ないかもしれないが、見やすくなったことでかなりの人たちが触れているのではないだろうか。
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■6割の男女がAV視聴経験あり
実際、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査したところ、全体の59.9%が「エッチな動画を見たことがある」と回答した。
男性では81.2%と圧倒的多数だが、女性でも39.4%と半数には届かないもののかなりの割合にのぼる。「AV=男性だけが見るもの」ではないことは、明らかだ。
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■2、30代女性は過半数が経験あり
ここで、男女・年代別に区切って、さらにデータをくわしく見てみよう。
一般的に経験率は、年代が上がるほどに増えていく傾向が見られる。しかし、エッチ動画の視聴経験は、男性では30〜50代で高く、逆に20代と60代で低い。性的好奇心や精力が強そうな20代がもっとも低いという事実は、経験率であるとはいえ意外な印象だ。
一方、女性では、きれいに年齢と逆相関する傾向が見られた。もっとも高い20代では54.6%、30代では51.1%と半数を超え、60代では17.3%にとどまっている。
ウェブ上に成人向け動画コンテンツが増えていることにより、女性も気兼ねなく閲覧できる状況が生まれているのかもしれない。
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■性体験がある人のほうが興味が高い
AVというと、「性体験のない男性、つまり童貞がセルフプレジャーのために必死になって見ている」といったイメージを持っている人はいないだろうか。しかし、実態はまったくの逆なのだ。
性体験のある男女・ない男女に切り分けて、エッチ動画の視聴経験を見てみたところ、男女ともに性体験がある人のほうが経験率が高いことがわかる。「童貞=AV漬け」といった図式は成り立たないのだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)