まるで「サザエさん」? 財布を忘れて出かけたことがある人の割合は…
現金以外の支払い方法もあるけれど、忘れてしまうと致命的
「買い物しようと街まで出かけたけれど財布を忘れる」といえば、フジテレビ系の国民的アニメ『サザエさん』の主題歌でお馴染みの歌詞だ。
実際、自身が財布を忘れてしまったら正直、笑えない状況である。中には、サザエさんのようなそそっかしい経験がある人も少なくないだろう。
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■4割にサザエさん経験あり
しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1664名を対象に調査を実施した。
その結果全体の42.7%が「財布を忘れて出かけたことがある」と回答した。 じつに、2人1人の割合で、サザエさん現象を体験していることになる。なお、男性41.6%に対して女性43.9%と、若干女性に多いようだ。
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■60代男性は財布チェックを忘れずに
この調査結果を男女・年代別にみていくと興味深い傾向が現れた。
もっとも割合が高いのは、60代男性で48.0%。40代女性が47.0%と続く。 20〜40代までは女性に財布忘れが目立っているが、50代以降は男性に経験者が増えていることが判明した。
また、男性陣は歳を重ねるごとにその割合が増えているのに対して、女性時は、40代を頂点とし、山形のグラフ配置になっていることが特徴的だ。
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■既婚者は財布を忘れがち?
「財布を忘れて出かけたことがある」と回答した割合を、さらに未既婚で切り分けると…
50代を除く、すべての世代で既婚者の割合が上回っており、もっとも高いのは30代で51.1%。20・30代が同率で続いた。 結婚すると夫婦で行動することが多いだろう。
どちらかが財布を持っていればその場を乗り切ることができるため、気の緩みが生じるのかもしれない。
遠出した時や周囲に頼れる人がいない環境下で財布を忘れると致命的だが、近年では、スマホや交通系ICカードで支払いが行える場所も増えてきている。いざという時のため、財布以外の支払い方法もいくつか準備しておくと便利だろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)