休日に職場の人に偶然会ったことある? 結婚すると遭遇率が上がる傾向も
休日に羽を伸ばしていたら目の前に職場の人が…
休日くらいは仕事のことは忘れてのんびりと過ごしたいもの。しかし、同じ地域に住んでいると行動範囲が決まってくるものである。中には、気を抜いていたら職場の上司にばったり遭遇し、気まずい経験をしたことがある人も少なくないだろう。
画像をもっと見る
■2人に1人が遭遇経験あり
しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女849名を対象に調査を実施。その結果、全体の53.5%が「休日に職場の人とばったり遭遇したことがある」と回答した。
なお、男性52.7%、女性55.1%と、やや女性のほうが休日に職場の人に遭遇しがちなことも明らかに。
関連記事:約3割が「不審者に声をかけられた経験」あり 男性は未婚だとターゲットになりやすい傾向も
■50代は職場の人との遭遇率が高い
さらにこの調査結果を男女・年代別に見ると…
通常、経験率は年齢を重ねるごとに増えていくと言われているが、それを証明するかの如く、50代をピークに右肩上がりのグラフになっていることが判明。もっとも割合が高いのが男女ともに50代で女性71.8%、男性66.0%と突出している。
また、60代を除くすべての世代で、女性の割合が男性を上回っていることも特徴的だ。
会社員生活を長く続けていると、会社の都合で部署異動・転勤・出向を経験し、所属するグループが変わることがある。その度、顔見知りになる社員も増えていき母数が増えることから、遭遇経験率が増加するのだろう。
関連記事:不倫経験者からの再婚報告を心から祝福できる? 男女で異なる認識の差も明らかに
■既婚者は職場の人に会いやすい
この休日に会社の人と遭遇しがちな人の割合を、未既婚別に振り分けると興味深い結果が明らかに。すべての世代で、既婚者の割合が上回っており、もっとも高いのが30代で73.2%。20代71.0%、50代70.5%と上位が7割台を叩き出した。
一般的に家庭を持つと子供を授かり、休日は家族サービスを行う機会も多いだろう。子供中心の生活となると行動パターンも似通ってくる。地域で開催される子供向けのイベントや子供の所属するクラブ活動の大会・発表会など、子供を通じて職場の人にばったり遭遇しているのだろう。
また、地域別に見ていくと、四国・中国・北陸地方に住んでいる人は、職場の人に会いやすい傾向があるようだ。
休日くらいは、会社のことを忘れてゆっくり休みたいものだが、出先で職場の人に遭遇するとちょっぴり複雑な気持ちになるだろう。そんな時こそ、笑顔で挨拶しコミュニケーションを取ることを忘れたくないものだ。
・合わせて読みたい→行きたくない忘年会を断れる? 未婚者は躊躇なく「不参加宣言」できる傾向も
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の働いている人男女849名 (有効回答数)